第729話 復活のOL! 限界社畜OLお局ちゃん! その6

【登場人物】

種子島かりん DStars4期生 FPSつよつよ陰キャV

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

青葉ずんだ  DStars特待生 グループ最恐VTuber


アラジン   だいさんじ所属 パチカス系VTuber

代打 走   だいさんじ所属 野球部女監督系VTuber

麦畑一二三  だいさんじ所属VTuber おかまのエルフ

CCもみじ  だいさんじ所属 CCVTuber

謎の姉X   だいさんじ志摩ぱるけの知り合いのアナウンサー


八丈島うみ  DStars3期生 元限界社畜OLお局ちゃん

東山ごりら  DStars4期生 元限界社畜OLお局ちゃんの友人


【シチュエーション】

ごりら安定の凸待ち失敗。

気まずくてチャンネルを変えるばにらたちであった。


◇ ◇ ◇ ◇



 走 「だいさんじの深夜バラエティ!」


   「本日はなんと記念すべき50回配信でございます!」


   「ということで、素敵なゲストをお迎えいたしました!」


一二三「あ、どうもー」


   「実質レギュラーでエンディング担当の麦畑一二三でーす」


もみじ「同じく、暫定ほぼレギュラー(仮)のCCもみじでーす」


アラジ「めっちゃレギュラー擦ってくるじゃん」



一二三「いいだろ! お前らと違って、こっちはレギュラーないんだ!」


もみじ「そうだそうだ! レギュラーの座をよこせー!」


   「今日からこの番組は、我々だいさんじレジスタンスのものだー!」


 走 「いうてCCが忙しくて」


   「この手の番組持てへんのやんか」



   「一二三さんは知らんけどw」



一二三「デュフシ!!!!(心が折れる音)」



アラジ「ちょっ、ねーさんそれは一二三さんに禁句ですよ」



一二三「あーあ、もうやんなっちゃったぁー」


   「事務所に隕石でも降ってくればいいのにぃー」



アラジ「とばっちりの影響がでかすぎるでしょw」



◇ ◇ ◇ ◇



ずんだ「まあ、かえ――ばにらにも注意したけれど」


   「凸待ちってのは基本、根回しをちゃんとしてやらなくちゃダメよ」


   「ガチ感が大事なのであって、ガチである必要性はない」


   「配信はエンタメなんだから」


ばにら「せや! ずんさんいいこと言った!」


   「かりんちゃんも、凸待ちとか軽々しくやっちゃダメバニ!」


   「誰も来てくれなくて泣いちゃうことになるバニよ!」



かりん「え、けど」


   「ずんさんがばにらちゃんの配信に駆けつけたところ」


   「何度見ても質で、チョーエモいと思ってるんだけど?」



ずんだ「わかってるでなぁ(デレデレ)」


   「よ~しよし、かりんちゃん、いいこいいこしてあげる(デレデレ)」


ばにら「まったく本当にこの後輩は!(テレテレ)」


   「ばに~らをヨイショしてもなにも出ないバニよ!(テレテレ)」


   「で、いくら貸して欲しいバニか!(テレテレ)」



かりん「チョロすぎワロタ~~~~(ワロテナイ)」



ばにら「まあ、同期の例を見て学んだと思うけれど」


   「こういう無茶な配信は、本当にしちゃダメだからね」


   「配信内容は、最初のうちはばにらに相談して」


かりん「うん、わかった」



   「けど、これはごりらとうみ先輩が」


   「相談してもやっちゃったことなんだよね?(真理)」




ばにら「…………配信業は水もの」


   「そういうことも……ある!」


ずんだ「ずんだたちでも、どうしようもないことが」


   「世の中にはあるのよ……!」


かりん「やっぱ、VTuberって難しいんすね」



ずんだ「まあ、やっちゃったものは仕方ないわよ」


   「コラボ禁止期間については、これまでも振れてきているから」


   「DStarsのファンなら分かってくれるはず」



   「約束されたオチを笑って許してくれるはずよ……!」


   「そう私たちには、信じることしかできないわ……!」



ばにら「そうバニですよね、ばにーらたちにはもう信じることしかできない」


   「DStarsリスナーの民度を……!」


かりん「これがプロの世界なの……! 厳しすぎるよ、ばにらちゃん……!」



◇ ◇ ◇ ◇



謎姉X「今日のだいさんじの深夜バラエティは」


   「魅惑の名古屋メシ特集です」


   「名古屋と言ったら、みなさん何を思いつきますか?」



アラジ「…………新台入れ替え?」


 走 「お前は! お前は本当にそればっか!」


   「パチンコばっかりやってると、アホなるでほんまに!」


   「ええかげんにしときや!」


一二三「走ちゃん、走ちゃん」


   「名古屋はねパチ打ちにとっての聖地なのよ」


   「全国で最初に新台が導入される場所なの」


アラジ「まあ、姉さんが怒るのは分かるんすけどねw」


   「一二三さんフォローサンキューです(丁寧)」



S E「センキュースーパチャット」



謎姉X「アラジンちゃん? ギャンブルって言おうとしたでしょ?」


   「そんなギャンブラーなアラジンちゃんに」


   「ぴったりな名古屋名物を用意したわよ」



   「こちら、名古屋市昭和区滝川町にたたずむ、レトロな……」



一二三「名古屋の山じゃねえか!!!!」



   「おい、こんなんやっていいのか!!!!」


   「スタッフ!!!! 大丈夫かスタッフ!!!!」


   「身体張りすぎだろ!!!!」



アラジ「一二三さんに、身体の心配されるスタッフってw」


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆


名古屋の山。登ったことありますか?

僕はけっこう登った経験ありますが、話題性に反して意外にうまいんですよね。

あぁいうのをしっかりやれるのって、すばらしいなと思っております。


次回、やっぱり本筋とは違うネタでぼかしてきた作者。そろそろ、だいさんじネタで弄るのは危険じゃないのか。ミニ四駆大会とか、何気に面白かったぞ。K介くんの元ネタの方が優勝するところも含めて。どうなるか気になる方は――ぜひぜひ評価・フォロー・応援よろしくお願いいたします!m(__)m

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