第727話 復活のOL! 限界社畜OLお局ちゃん! その5

【登場人物】

種子島かりん DStars4期生 FPSつよつよ陰キャV

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

青葉ずんだ  DStars特待生 グループ最恐VTuber

八丈島うみ  DStars3期生 元限界社畜OLお局ちゃん

東山ごりら  DStars4期生 元限界社畜OLお局ちゃんの友人

さとうきび団子 ごりら貧乳過激派のマッマ(イラストレーター)


【シチュエーション】

ごりら(さおり)のデビュー配信。

コンボ○、美少女に変身する。


◇ ◇ ◇ ◇


―――――――

コメント

―――――――


【スパチャ 5万円: とにかくごりらの胸を盛るな。次はないぞ】


:上限スパチャ投げて、垢変えてまで言うことかw


:さとさと先生のイメージがぶっ壊れなんだが


:胸を盛った人! 責任問題ですよ!


―――――――



ごりら「どうすんだよ、うみ! さとさとママが怒ったじゃんか!」


   「だから僕は胸を盛るのはやめておこうって言ったんだ!」


う み「はぁ? だから、お前が盛れって言ったんだろうがよ!」


   「はいはい、わかりました。それでもうみが悪いんですね」



   「やってられっかこんなデビュー配信!」


   「委員長は帰らせていただきます!」



ごりら「ちょっ⁉ うみ⁉ 待ってよ、うみてんぱーい⁉」



う み「一人でドラミングしてればいいんだワ!」


   「まったく、これだから最近のクソ生意気な新人VTuberは……」



S E「デロロン♪(Discordの切断音)」



ごりら「いや、マジで帰るやん!!!!」



◇ ◇ ◇ ◇



ずんだ「難儀なママを持つとたいへんだでな」


   「しかし、後輩を見捨てていくのは感心せんでな」


   「うみ、プロデュースするなら最後までやるんよ」



ばにら「いや、ここまできっと演出ですよ、ずんだ先輩!」


   「究極の素人エンターテイナー! お局ちゃんバニよ!」


かりん「そうだよ! 日曜きまぐれ演出家のお局ちゃんを信じよう!」



ずんだ「それ褒めてるでな?」



◇ ◇ ◇ ◇



ごりら「あー! どうしよう! うみが怒って帰っちゃった!」


   「ママが貧乳がどうとか怒るから!」


   「僕はKカップで申請したのに、なんでBカップにするかなぁ!」



―――――――

コメント

―――――――


:Kは無理があるんよw


:自業自得って言葉知ってる?


:おっぱいがつかえて変身できないw


:森の賢人とはとても思えぬ強欲ぶり


:↑盛りの賢人では?


:だれがうまいこといえとw


:けどまぁ、デザイン的にはこれが正解だよ


:さて、うみに見捨てられたごりたその運命やいかに


:やっぱり、一人ドラミングするんか?


―――――――



ごりら「いや、誰がするが一人ドラミング!」


   「虚しいやろが! 初配信でドラミングとか!」



   「いや、待てよ(閃き)」



   「ドラミングとは、ゴリラの威嚇行動であると共に求愛行動」

 

   「『ここにいるぞ!』と馬○のようにアピールするような行為」


   「分かったぞ! ごりら孔明の目に曇りなし!」




   「これよりドラミング耐久凸待ちを開催する!!!!」



―――――――

コメント

―――――――


:そうはならんやろwww


:曇りっぱなしだと思うがwww


:ドラミング耐久凸待ちという語呂よwww


:なに考えてるのこの新人www


:最近の新人VTuberはようわからんwww


:たしかに色物を期待していた俺たちだけど、これはないwww


:初配信で凸待ちとか勇気ありすぎるんごwww


―――――――



ごりら「見てろ、うみ! 僕がこのDKドラミングで!」


   「DStarsの先輩たちを集めてみせるからな!」


   「というわけで……来てくれ! 先ぁ~~輩ぃ~~!」



 胸 「ドンドコドコスコドンドコスコ!」



◇ ◇ ◇ ◇



三 人「だっはっはっはっはっはwww」


ずんだ「来てくれ先輩じゃないだでな!w」


   「サイ○人に追い込まれたクリ○ンじゃないんだから!w」


ばにら「いやぁ、もうほんと笑いが止まらないバニよw」


   「やっぱりちゃんと仕込んでいたバニなw」



   「しかし、ここから怒濤の初手凸待ちに移行するとは」


   「ごりらちゃんもマジで勇気あるバニよね」



かりん「あれ? けどさ?」


   「デビューしてしばらくは、許可なく先輩とのコラボNGって」


   「Bちゃんから言われてなかったっけ……?」



二 人「…………あ」



◇ ◇ ◇ ◇



ごりら「なんで! なんで来てくれないんだ! 先輩たちぃ!」


   「僕のパッションが! ドラミングが! 足りていないのか!」


   「だったら……さらに胸を叩くのみ!」


   「この胸が、平らになるまで、ネットの片隅でドラミングしてやる!」



   「ウホウホウホウホ……ッ!!!!」



☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



すみません、風邪を引いて死んでおりました。(昔から身体が弱い)

専業だった時には、ちょっとくらい熱が出ても無理して書けたんですが「流石に正業を休んだからには、病気療養に専念しなくちゃならん(それも仕事の内)」と、おとなしく休んでおりました。やっぱり年末ってのは忙しいですね。


え、なんの仕事をしてるのかって?

それはちょっと言えねえな……!(ただの守秘義務です)


ということで、史実をひもとけばごりたんの凸待ちは失敗するんだなぁ。みんな、無理な凸待ちは控えよう。ごりたんとの約束だ。筆者、病気で調子が悪いということもあり、次回以降は急遽番外編として「ビッグミラーVS量産型一二三(偵察型) だいさんじロボ、世紀の大決戦 覚醒編」をお送りします。二大ロボの対決の行方が――気になる方は、評価・フォロー・応援コメントなどよろしくお願いいたします。m(__)m

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