第726話 復活のOL! 限界社畜OLお局ちゃん! その4
【登場人物】
種子島かりん DStars4期生 FPSつよつよ陰キャV
川崎ばにら DStars3期生 ゲーム配信が得意
青葉ずんだ DStars特待生 グループ最恐VTuber
八丈島うみ DStars3期生 元限界社畜OLお局ちゃん
東山ごりら DStars4期生 元限界社畜OLお局ちゃんの友人
【シチュエーション】
ごりら(さおり)のデビュー配信。
コンボ○、美少女に変身する。
◇ ◇ ◇ ◇
う み「はい、そろそろタカラ○ミーさんに怒られそうなところで」
「簡単にごりらちゃんに、自己紹介をしてもらおうかなと」
「上手に芸できるかなぁ~?(煽り)」
ごりら「猿じゃねえんだわ! ごりらなんだわ!」
「とはいえ、実は僕ってあまり話すの得意じゃないんですよね」
「なので資料の方を用意させていただきました……」
「パワーポイントカモン!!!!」
P P「東山ごりら(フォント:ドカ○ン)」
「(BGM:あの曲)」
―――――――
コメント
―――――――
:ドwカw○wンw
:ドカ○ンフォントやめてもろてwww
:あかん腹筋にデッドボール喰らったwww
:こんな新人おりゅ?www
:草www
:ネットのことをよう理解しとる
:流石はうみの相棒
:んでもってスライドショーはじまるやん
:自動でスライドショーはじまるようにしてあるのがもうね
:わかっておらっしゃるwww
:クソださPPゴリラ現るwww
―――――――
◇ ◇ ◇ ◇
三 人「ぶっひゃっひゃっひゃっひゃwww(大爆笑)」
ずんだ「飛び道具! ドカベンネタは反則だでな!www」
「ヒーッ!w まさかこんなネタを持ってくるとは!www」
ばにら「そんでまた、表紙だけじゃなくて本文までダサいwww」
「ここまでダサいのよく作れたよねwww」
三 人「やるじゃない、東山ごりら!!!www」
◇ ◇ ◇ ◇
ごりら「はい、まず名前は東山ごりらと申します」
「気軽にごりたん、ごりーら、コン○イ、なんとでも呼んでください」
「出身地は名前にあるとおり」
「バーチャル名古屋はバーチャル東○動物園という設定です」
う み「設定言うなw」
ごりら「ママはさとうきび団子先生です」
「普通にファンなんですけれど……」
「よくこんな仕事受けてくれたなぁ?」
―――――――
補足 さとうきび団子先生
―――――――
ラノベイラスト、漫画、ソシャゲイラストと、手広くやっている作家。
キャリアとしては特級呪物先生より下で、大内山みるく先生より上の世代。
さらに言うと、収入的には特級呪物先生より上で、大内山みるく先生より下。
ごくごく平凡な経歴のイラストレーターである。
まだ、いまは……! この時点では……!
―――――――
う み「優しいママでよかったわね」
「普通ゴリラがトランスフォームするVTuberとか」
「気がどうかしてないと受けてくれないわよ?」
ごりら「いやほんとに」
「めちゃくちゃ繊細な絵を描かれるママなんですけど」
「そんな人にこんな色物仕事を受けてもらえて」
「ごりらマジでビビってますからね」
―――――――
コメント
―――――――
:さとさと先生(愛称)、仕事は選びなよ
:けど、意外とノリがいいところあるよね、さとさと先生
:ギャグもキレキレだし
【スパチャ 5千円: ごりらが美少女に変身するとか「どう考えても流行らんやろ」と思って、逆に闘志が湧いてきました。これから全力で、ごりらを応援させていただきますので、よろしくお願いします】
:さとさと先生⁉
:配信にマッマが来てる⁉
:しかも、特級呪物に負けない長文お気持ちコメント付き⁉
:これはまた面白いことになってきたじゃないか……!
―――――――
ごりら「あ! ママだ!」
「ママ~! スパチャありがとうございます!」
「ママの気合いの入ったデザインのおかげで」
「無事にデビュー開始からご好評ですよ~!」
う み「さとさと先生、こんにちわ~!」
「ごりらの配信、見にきてくださっていたんですか~?」
「わざわざありがとうございます~!」
―――――――
コメント
―――――――
【スパチャ 5千円: ところで……サムネのゴリラのシルエットが、若干胸が大きく描かれているように感じるのだけれど? このシルエットを用意したのは、うみで間違いないかな……?】
:さとさと先生⁉
:さとさと先生が怒っている⁉
:そんな、娘の胸のサイズくらいで⁉
:イラストレーター的に、やはりそこは正確にやってほしかったのか⁉
:けど、たかが胸のサイズだろう⁉
【スパチャ 4万円: たかが胸のサイズじゃない! 大事だろうが、胸のサイズは! ごりらは貧乳キャラが映えるデザインとコンセプトなんだよ! なのに、なんで盛ろうとしちゃうかな! キャラデザインの細かいこだわりを、お前たちはいったいなんだと思っているんだ! ぶち○すぞ、ガキども!!!!】
:嘘だろ、ブチギレじゃんwww
:ちょっ、さとさと先生!www
:【悲報】さとうきび団子先生、娘の胸のサイズでぶち切れる
:なにこの展開?(困惑)
:特級呪物先生より厄介なマッマに当たったやんけ……!
―――――――
う み「やっべ、やっちまった」
「まさか胸のサイズの解釈違いで、ここまで怒らせちまうとは」
ごりら「おいこら! うみ、オメーのせいだぞ!」
「ちょっとイラストが描けるからって、調子に乗りやがって!」
「貧乳はな、ステータスなんだよ! 希少価値なんだ!」
う み「いや、お前が盛ってくれって、頼んできたんだろうが!」
「いくらなんでも虚無すぎるって!」
◇ ◇ ◇ ◇
三 人「だっはっははははははははwwww(過呼吸)」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
ここでママがまさかの乱入。
キャリア的には平凡。問題児でもなければスターでもない、逆にそこが使いやすい感じの、温厚なママっぽかったのに……どうしてこんなことになったのか?
そして、うみも安直にごりらの胸を盛ってしまったのか!
ここから修羅場の匂いがしますね……!
ママ乱入から狂い出す歯車! はたして、ごりらの初配信は無事に終わるのか! もうすでに、ダメな匂いがビンビンとしていますが――気になる方は、評価・フォロー・応援コメントなどよろしくお願いいたします。m(__)m
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