第615話 関西最強女VTuber その5
【登場人物】
川崎ばにら DStars3期生 ゲーム配信が得意
青葉ずんだ DStars特待生 グループ最恐VTuber
志摩ぱるけ 伊勢志摩大好き系VTuber
天城まひる アオヤン高校の特攻隊長 身体を張るタイプのV
竜崎蝶子 アオヤン高校の純情担当 センシティブ皆無アイドルV
大内山みるく 羽曳野あひるのママ(絵師さん)
羽曳野あひる DStars2期生 雑談配信が得意
清水K介 だいさんじ所属VTuber アラフォー独身おじたん
大草原原シャロン だいさんじマネージャー お嬢様系一般人
御旗楯無 だいさんじ所属VTuber DKVTuber
【シチュエーション】
だいさんじの事務所横断企画に参加したずんだとばにら。
◇ ◇ ◇ ◇
K 介「なんですかね! この身内からの信頼のなさは!w」
「ぱるけちゃんもシャロンさんも、同じ事務所のVなんですから!w」
???「おい、清水」
「なに半笑いになってんねん」
「尻の穴に手突っ込んで、奥歯ガタガタいわしたろか?」
K 介「ちょっと! まだ紹介してないでしょ!」
「出てこないでくださいよ! そういうところですよ!」
ぱるけ「怖いよぉ~! 怖いでしゅ~! シャロンちゃま、助けてぇ~!」
大草原「安心してくださいませぱるけさま!」
「今、法務部に確認を取りましたわ!」
「一応彼女に『無茶はしない』と念書をとったそうですわよ!」
ぱるけ「紙切れ一枚で縛れると思ってるのかぁ!」
「だいさんじの女ジャイアンさんをよぉ!」
「その認識がもう、甘いとしか言いようがないんでしゅよぉ!」
ずんだ(この声! 間違いない!)
(お頭と同期で大ベテラン!)
(だいさんじの二本柱なのに……それを感じさせない)
(ヤンキーゴーホームなやりたい放題感!)
ばにら(誰バニですかね? けど、声は好きな感じだなぁ……?)
???「オラッ! さっさと紹介せえや!」
「大トリやっちゅうんで、さっきからスタンバイしとんやぞ!」
「ゲスト待たせるとはええ根性しとるなぁ! おうッ!」
K 介「はい、これ以上待たせると」
「マジで僕の命の危険が危ない(混乱)なので」
「ご登場いただきましょう……!」
御 旗「エントリーNo.8!」
「8はヤンキーの8! どうしてこいつを呼んだ!」
「なんで呼んできた! 放送事故まったなし!」
???「おうコラ、御旗ワレぇッ! えぇ根性したナレーションするやないか!」
「今度会うたらしばき倒したるからな! 覚悟しとけや、ボケカスぅッ!」
御 旗「だいさんじの『だい』と『さん』と『じ』担当!」
「むしろ彼女がいるからこそ『だいさんじ』になった!」
「だいさんじ一期生! レジェンドVTuber!」
「……に、なりそこなったメンタルゴリラ!」
???「誰がゴリラじゃ! ボケ猿がぁッッッッ!!!!!」
御 旗「津田杏さまの登場だ!!!!」
???「ッシャ! ようやく出れるわ~!」
「みなさんどうもこんにちわ!(調子外し)」
「はろ~ん、はろ~ん、こんはろ~ん!」
「だいさんじ所属、津田杏です! 今日はよろしくやで!」
―――――――
補足 津田杏
―――――――
だいさんじが保護観察(意味深)している女ゴリラ。
もとい、一期生にして黎明期から箱を支え続ける最古参VTuber。
お頭こと九鬼神子がセンシティブと言われながらも、だいさんじの顔兼VTuberのレジェンド扱いされる中、同じようなキャリアなのにパッとしない女である。
なお、この関西女番長のようなキャラクターのせいの模様。
その圧はVTuber界隈で最強……というか単に輩なだけ。
まさしく喋る放送事故。だいさんじのだいさんじ担当である。(泣)
※とはいえ、ちゃんと活動している時点でお察しください
―――――――
K 介「御旗さん、なんちゅー紹介するんですか!」
「お頭の相棒みたいな古株なんですよ!」
「もっと敬意を払ってあげてくださいよ!」
杏 「払ってあげてください?」
「ちゃうやろK介。敬意言うもんはな」
「もっと自然と湧き出てくるもんやろ……?」
「なぁ、ぱるけちゃん! シャロンちゃん!(圧)」
ぱるけ「全肯定同意マン!」
大草原「まったくもって、杏さまの言うとおりでございますわ!」
「形だけの敬意など無意味! 心の底から湧いてくる尊敬!」
「それこそが、大切でございましてよ~!(ガクブル!)」
杏 「ほらな」
「ちゅーわけで、御旗ァ? 今度あったらしばく!」
全 員(発言が完全にヤンキーだ……!)
K 介「ということで、今回はこの騒がしいメンバーで」
「対決を行っていきたいと思います!」
「ぶっちゃけ、またBANされる気しかしない!」
「ほんとなに考えてるんだ運営! 攻めすぎなんですよ!」
「過激にやればいいってもんじゃないですからねぇ!」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
はい。だいさんじ筆頭、お頭――と同期デビューなのに、彼女を上回る強烈なキャラクター性で、お茶の間に出せない感じのVTuber。津田杏が登場です。
モデルは言うまでもございませんね。
言わせないでください、危険が危ない。(錯乱)
コロナでぶっ倒れている最中に、新規Vの発掘をしていたのですが、彼女はその中でぶっちぎりで印象に残りました。僕、こういう関西弁の女性めっちゃ好きです。そんな愛を詰めこんで、書いてあげたいところだけれど――これギャグ小説なのよね。どうあがいても地獄――ぜひぜひ評価・応援・フォローよろしくお願いします!m(__)m
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