第610話 高円寺ラムは悪くない おまけ
【登場人物】
川崎ばにら DStars3期生 ゲーム配信が得意
宮古島たると DStars零期生 事務所の絶対的清楚歌姫
横須賀らむね DStars4期生 アメリカンネイビーガール
東山ごりら DStars4期生 幸薄そうな清楚少女
【シチュエーション】
ラムの野望は潰えた。DStarsのペェについに平和が訪れたのだ。
しかし、ペェなきものとペェありすぎるものの争いは終わらない……。
◇ ◇ ◇ ◇
ばにら「いやぁ、ラムちゃん思った以上に面白い娘バニね」
「オタクに優しいパリピと思ったら」
「それ以上のキャラクターでびっくりしたバニよ」
たると「だねぇ」
「ばにらちゃんも気をつけないと、ぺぇ揉まれちゃうよ?」
ばにら「ばに~らのぺぇは揉むほどないから大丈夫バニよ」
たると「ペェは大きさじゃないよばにらちゃん」
「どんな大きさのペェにも、価値はあるんだよ……(遠い目)」
ばにら「どうしたバニ、たるとちゃん?」
「ラムちゃんに変な影響受けちゃったバニか?」
らむね「いやほんと、うちの同期が申し訳ございませんでした」
ごりら「あのバカ羊には、よく言い聞かせておきますんで」
「どうか許してあげてください。この通りです」
ばにら「あぁ、大丈夫バニ! 大丈夫バニよ!」
「どうせウチのうみが、もっと酷い迷惑かけるバニだから!」
「だからまぁ、おあいこということで……!」
ごりら「……うちのうみ(圧)」
たると(だから怖いさごりらちゃん!)
(なんでうみちゃんの話になると、急に圧が高まるの!)
(勘弁して欲しいさぁ……!)
ばにら「ところで、二人はどうして今日は事務所に?」
「そもそもどういうご関係で?」
ごりら「あ、それ聞いちゃいますか、ばにらてんぱ~い!」
「内緒ですよ~? まだこれ内緒の話ですからねぇ~?」
ばにら「ぜったいごりらちゃん、前に会ったときとキャラ変わったバニよね?」
「まぁ、ばに~らはそっちのごりらちゃんの方が好きバニだけど?」
ごりら「…………えっ⁉(ドキーン♥)」
「そ、そんな、ばにら先輩、やめてくださいよ」
「急にそんな好きだなんて……♥♥♥♥」
「僕、DDKなんですよ? 勘違いしちゃいますって?」
ばにら「するなwするなw」
らむね「ごりらがメス出しちまったので、私から説明すると」
「ちょっと運営に、同棲の許可をもらいに来たんデスよねぇ」
二 人「同棲?」
ごりら「ほら、僕もらむねも、上京してきてお金がなくてですね」
「事務所から住宅補助が出るって言っても、ちょっと頼りないので」
「だったら部屋をシェアしちゃおうかって……」
ばにら「あ、それなら安くていい物件を知ってるバニよ!」
「阿佐ヶ谷駅から近くて、配信してても近所迷惑にならない」
「ちょっとぼろくて、夏と冬は隙間風が厳しい……」
たると「なにばに~らハウスを紹介してるさぁ!」
「ダメダメ! ばにらちゃんのアパートに住んじゃダメ!」
「ファンが悲しんじゃうでしょ!」
ごりら「え、ちょっと、ばにら先輩?」
「そんなヤバそうな所に住んでるんですか?」
ばにら「ヤバくないバニw ヤバくないバニw」
「ただまぁ、お金は大事バニですからね」
「節約するところは節約しないと……」
ごりら「ば、ばにら先輩!!!!」
「苦労してるんすね! なのに、僕は、僕としたことが……!」
「すみません! 僕が間違っていました!」
「僕をぶん殴ってください! 僕の薄汚い心をその手で殴ってください!」
ばにら「え~~~~い!(軽いパンチ)」
ごりら「本当に殴った⁉ 殴りよったでこの人⁉」
らむね「ん~! ごりらもばにら先輩と仲良くなれて良かったデスねぇ!」
「やっぱりケツもちは大切! 頼りにしてますよ先パ~イ!」
ばにら(まぁ、ごりらちゃんは分かるとして)
(らむねちゃん……MAKIさんは、お金に困ってるようには)
(見えないんだよなぁ……?)
(むぅ、もしかしてこれ、なにか企んでる?)
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
デビュー前から策謀を巡らせるごりらとらむね。
初手同棲はどう考えても話題になるでしょう。こういうのをするりと思いつけるのも企画屋としての底知れない実力を感じさせますね。
三期生で言うところのうみとばにらの二人ですが、はたして彼女たちは三期生を食らうことができるのか。意外と、ネイビーガールの脚は速いぞ……!
負けるな川崎ばにら! 負けるな八丈島うみ! いや、青葉ずんだ! あと、本編にはまったく出てこないけれど、宮古島たると!
はい、では続いての番外編はですね。久しぶりにですね、アオヤン高校のみなさんをお招きして、チキチキ圧VTuber最強決定戦をやっていこうと思うんですよね。はい、そうですね、だいさんじからは関西ご……JKVTuberをお招きいたしましてね。というところで、次の地獄が見えた方は、ぜひぜひ評価・フォロー・応援よろしくお願いします! m(__)m
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