第596話 ともクラ! その7
【登場人物】
低気圧ともこ 企業勢VTuber(美少女ゲー系) 低気圧よわよわV
網走ゆき DStars零期生 よく炎上する
五十鈴えるふ DStars3期生 和風エルフ
【シチュエーション】
ともこがやってるマイクラ企画配信。
◇ ◇ ◇ ◇
えるふ「いやぁ、いろんな名所があって楽しいですね」
「マインクラフトの醍醐味だなぁ」
ともこ「そのたびに、フォローして回る」
「こちらの身にもなってくれません……?」
ゆ き「えるふちゃん、こんな暴走するなんて思ってなかったにぇ」
えるふ「ところでともこさん」
「ここにDStarsの記念碑を建てようと思うのだが」
「別に構わんよな?」
ともこ「構うわ!!!!」
「こんな美少女の美少女、美少女に塗れたサーバーに!」
「本物の美少女をおいたらダメでしょうがよ!」
ゆ き「美少女が違う意味に聞こえてくるにぇ……」
えるふ「えぇ、そんなイケずなこと言わずにぃ……」
「いいでしょ、ともこさん……♥♥♥」
ともこ「あっ! あっ! あっ! 近いですえるふさん!」
「そんな勘違い距離で迫られちゃったら!」
「心の童貞が勘違いしちゃうぅ~~~~ッ!」
えるふ「勘違いしちゃって、いいんだよ♥♥♥」
―――――――
コメント
―――――――
:勘違いしちゃいなよ
:なにこのノリ
:えるふちゃんハジケすぎでしょw
:こんな娘だったっけ?
:流石は委員長の同期……変態だったか!
:↑委員長は関係ないと思います!w
【スパチャ 100円: いや、五十鈴えるふ専門家の生駒といたしましては、彼女は元からオタの気があったといいますか、それを隠していたというより控えめな性格が故に披露できなかった……というのが真相かと。これが本来の五十鈴えるふの姿だとフォローさせていただきますね。(メガネくいくい)】
:いつから五十鈴えるふの専門家になったんだ
:すずちゃん、本当によく見てるね
:よく考えたらこの配信って、18歳は見ちゃいけないのでは?
:大丈夫、一応ともクラは全年齢対応だから
:美少女ゲー会社の意向を汲んだVだけど、健全配信したっていいじゃない
:むしろ、美少女ゲーだから。大丈夫だから。
:エ○ゲじゃなくて美少女ゲー、そこが大事なんよ
―――――――
えるふ「そうですよ! 美少女ゲーのなにがいけないんですか!」
「かわいい女の子が出てくるゲームをみんなやりたいんですよ!」
ともこ「あー、なんか全部えるふさんが、言ってくれちゃってる」
「ともこの言いたいこと、存在意義、価値が」
「えるふさんにスポイルされていっちゃう……!」
ゆ き「しっかりするにぇ、ともこ!」
「お前がやってきた活動は、こんなポッと出のVに」
「どうこうされるようなことじゃないだろ!」
ともこ「けど、ゆきち……私、もう疲れたよ」
「美少女ゲーの紹介ばっかりやって」
「すっかりそういう色物VTuberとして認識されて」
「その上、こんなキラキラしたVに立場を奪われて」
「……もう、ゴールしてもいいよね?(有名な台詞)」
えるふ「いいわけねえだろぉ~~~~♪」
二 人「今、名台詞言ってたところじゃないですか!w」
「知ってて外してきやがったな、このエルフ!w」
―――――――
コメント
―――――――
:仲良しじゃんかw
:こいつら仲良しかw
:ともこがヘラらずに、ここまで持ってるのすごくね?
:えるふちゃん、ともこを持ち上げるの上手くない?
:いや、もともとえるふちゃんは、三期生の調整弁
:あの個性の大渋滞の三期生の中のオアシス
:調整能力があるからこそ、抜擢されたまである
:安心感は三期生随一なんよ
:バブみとかおぎゃみ、清楚とはまた違う
:そう安心感
:五十鈴えるふは、安心感の女ンゴよね
:その安心感をぶち壊したからこその、これじゃないの?w
―――――――
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
安心感、とても大事。
個性が大事なVTuberですが、逆にだからこそ普通のVも大事。
奇抜さだけを配信者に我々も求めているわけじゃないですからね……。
そう、えるふちゃんは唯一無二の、抜群の安心感を持ったVなのだ。
そしてだからこそ、この二人を従えることができる……。
あと、朝から牛丼侍とか、サイお米ちゃんとかも!
百合のエンジンのふかし方もゆっくり! 安心な感じで距離を詰めていくえるふちゃんなのでした! そんな感じで、じれじれの百合劇場を楽しんでいただけている方は―――ぜひぜひ評価・応援・フォローよろしくお願いします!m(__)m
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