第587話 大丈夫! うみの攻略本だよ! その12
【登場人物】
八丈島うみ DStars3期生 センシティブ委員長
加藤アトリ だいさんじのトーク女王 貧乳錬金術師
川崎ばにら DStars3期生 ゲーム配信が得意
青葉ずんだ DStars特待生 グループ最恐VTuber
【シチュエーション】
うみ。大きく遅れてのバニーマスター参戦。
◇ ◇ ◇ ◇
ばにら「このゲームギャンブルゲーじゃないバニなんですけど?」
「女の子と楽しくお酒を飲むゲームなんですけ?」
ずんだ「うんうん! 花楓が正気に戻ってくれてよかった!」
「そうよね! ギャンブルゲーじゃないわよね!」
「ちゃんと女の子とお酒を飲まなくちゃいけないわよね!」
ばにら「まぁ、この手のゲームでミニゲームが面白いのは」
「仕方ないというか宿命というか」
「ついついやりこんじゃう気持ちも分かりますけどね」
ずんだ「そうね、けど……」
「やり込むなら女の子の攻略をやりこまんかい!」
「って、ことよね」
ばにら「そういうことバニですな」
「というか、そういう寄り道している暇がそもそも……」
◇ ◇ ◇ ◇
【勝利 +5710円】
加 藤「ほれ! ほれほれ!」
「見たか八丈島! ワシの言うた通りじゃろ!」
「ギャンブルしてよかったじゃろ!」
う み「いや、5千円はちょっと勝ちとしては」
「微妙過ぎませんか? 実質時間を無駄にしたような?」
「この時間でバイトした方が絶対いいですよ?」
加 藤「なんでそんな夢のないこと言うんじゃ!」
「ギャンブルなんやぞ!」
「もっと夢を見ようや!」
う み「言うて勝った額も下がっていますし」
「これって悪い流れになってるのでは?」
「ここらがギャンブルの潮時なのでは?」
加 藤「引き際が早すぎる! ギャンブルは負けてから!」
「負けて勝って一喜一憂するんが楽しいんじゃろ!」
う み「私、負けたくありませんので(真顔)」
加 藤「むいとらん! こいつギャンブルにむいとらん!」
―――――――
コメント
―――――――
:うみちゃん、財布の紐ガッチガッチで草w
:いや、これくらいでちょうどいいんよ、こういうのはw
:ギャンブルに対してはこれくらい身構えていい
:流石はうみちゃん! いい女やで!
:けど、結婚したら遊ばせてくれなさそう
:↑それな
:↑収入、全部家計に入れて、徹底管理しそう
:↑しっかりしてるのはありがたいけど、息苦しいのはちょっと
:委員長はいい女なんだけど、そういうところがやっぱりね
:リアルで考えると、嫁にするには……なんだよなぁ
:大丈夫! きっと趣味のあう男性がみつかるよ!
:誰かうみちゃんの婚活を手伝ってあげて!
―――――――
う み「なんで私の結婚の話しになっとるねん!」
「関係ないやろ! ギャンブルはほどほどになんです!」
加 藤「八丈島、けどな逆にこうは思わんか?」
「ギャンブルで人生の苦しみを知ったから」
「助かる命もあるんやないか……って?」
う み「あるわけねえだろ!」
「むしろギャンブルで致命傷負う人の方が多いわ!」
加 藤「じゃから! なんでそんなマジになるんじゃ八丈島!」
「ただのゲームやないか!」
「もう一回! あと一回! やらせてーな!」
う み「もう、しょうがないですねぇ」
「最後の一回ですよ……」
【勝利 -50210円】
二 人「うわぁああああああああッッッ!!!!」
―――――――
コメント
―――――――
:-5万は痛いw
:実にリアルな数字w
:ギャンブルで調子に乗って消し飛ばすには適切な額w
:いい勉強したね! うみ! 加藤!
:これで、命が助かったね……!
―――――――
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
やめときゃいーのに、ギャンブル続行するからこんなことになる。(白目)
ギャンブルは引き際。うみくらいの判断力でちょうどいい。
加藤みたいにギャンブルに快楽神経のみ込まれると……。
流石にこれはうみちゃん止めるんじゃないのか。というか、一気にマイナス域だがどうするのか。そもそもギャンブルって、負けを取り戻そうとするところから、負のループがはじまるのでは……という所で、次回最終回! このオチがいったい、どこに続くのか気になる方は――ぜひぜひ評価・応援・フォローよろしくお願いします!m(__)m
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