第580話 大丈夫! うみの攻略本だよ! その7

【登場人物】

八丈島うみ  DStars3期生 センシティブ委員長

加藤アトリ  だいさんじのトーク女王 貧乳錬金術師

川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

青葉ずんだ  DStars特待生 グループ最恐VTuber


【シチュエーション】

 うみ。大きく遅れてのバニーマスター参戦。


◇ ◇ ◇ ◇



ばにら「加藤さんのノリ! 完全に酔った芸人なんじゃあ!」


   「関西の芸人さんのノリなんじゃぁあ!(ゲラw)」


ずんだ「……ッ! ……ふッ!(笑いを堪えている)」


ばにら「うみもまぁ、いい相棒連れて来たなぁ」


   「やっぱり私も、加藤さんとコラボしようかなぁ」


ずんだ「いやけど、相性ってものがあるでしょ」


   「うみと加藤さんは、高校生男子のノリがあってるから」


   「ここまでシナジー出るわけであって」


   「花楓と組んでシナジーでるかは未知数よ」


ばにら「なるほど、たしかに……(真剣)」


ずんだ「逆に被ってないからこそ出るシナジーもあるけれど」


   「まぁ、そこはあえて狙っていくのは」


   「リスキーかなと思うわね……」


ばにら「やっぱり、性格や考え方、趣味が合う」


   「そういう人と絡んだ方が安心感はありますよね」



ずんだ「……ちなみに、花楓?」


   「アンタの趣味ってなに?(唐突)」


ばにら「携帯食料の食べ比べですかね!」


   「地味にあの手の食べ物って、気になっちゃうんですよね!」


ずんだ「な~ほ~ね(メモメモ)」


ばにら「なんでメモとってるんですか、美月さん……?」



◇ ◇ ◇ ◇



う み「分かった、分かりましたよ」


   「さっきのパンチラは、ビギナーズラックということで」


   「はじめてスナックに来店したピュアボーイを」


   「沼に突き落とすためのお通し……と解釈しました」


加 藤「なんでそんなに、清楚にこだわるんじゃ」


   「男を誘うためにパンツ見せる女も」


   「それはそれで可愛いじゃろうがよ……!」


う み「じゃあ、お前は見せられるのかよ、加藤!」



加 藤「……………(長考)」



   「相手次第ではやぶさかではなし!(きっぱり)」



う み「相手次第なんかいwwwwww」



―――――――

コメント

―――――――


:加藤はほら、いろいろと長いからさ……!


:いつも嘆いてるものな


:鹿子姉さんとどっちがはやいんだろうね


:婚活成功=卒業だぞお前ら、分かってんのか?


:いや、加藤が欲しいのは彼氏だから


:ほら、漂流者のみんな! 誰か加藤をもらってあげて!


:俺はうみちゃん一筋だから


:委員長のBBAっぷりがたまらないんだよな


:っぱ委員長のトークがたまらないんよ


:一生、漂流者やります!


:↑てのひらクルックルやんけw


:↑いつもはこのBBAがようとか言ってるのにさぁ


:↑君たちぃ、本当に頼むよ……!


―――――――



加 藤「さぁさぁさぁ! それじゃあ見て参りましょうか!」


う み「再現性確認のため、注文は同じにしますよ」


   「はい、こっちが生で、向こうも生」


   「生ビールでカンパーイで、いったいどうなるのか……」


かわ系『やった! それじゃあ、取ってくるね……』



二 人「やっぱりパンチラしてる!」


   「縞パン! 綺麗な縞パンだ!」


   「このゲームパンチラゲームだよぉおおおおッ!」



☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



パンチラで大興奮する女VTuber二人。

DStarsの同期より、いい組みっぷりなのは気のせいか。

やっぱりトークが上手い奴は組んでも強いってことですかね。


そしてしれっとばにらの趣味をメモるずんさん。

いまさらばにらに似合う女になろうとしても――もう遅いと思いますよ?


ようやく気づいたパンツゲームという正体。メンタルJDのVTuber二人は、いったいこれからどんなテンションで、このゲームに挑んでいくのか。というか、他のプレイヤーの攻略を見ていないのか……気になる方はぜひぜひ評価・フォロー・応援よろしくお願いいたします!m(__)m

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る