第482話 ちまき、清楚()やめるってよ その16(ラスト)

【登場人物】

八丈島うみ  DStars3期生 センシティブ委員長

祇園ちまき  DStars1期生 おまつり女

大内山みるく 羽曳野あひるのママ(絵師さん)

清水K介   だいさんじ所属VTuber アラフォー独身おじたん


九鬼神子   だいさんじのリーサル・ウエポン 海賊大名系女V

山中鹿子   だいさんじのセンシティブライン ○たま大好きお姉さん

猫川ふぐり  お絵描きVTuber 男の娘Vだからふぐりらしい

イトウ一本斎 お絵描きVTuber がんばれ♥ がんばれ♥

天城まひる  アオヤン高校の特攻隊長 身体を張るタイプのV

蓮芋ずいき  アオヤン高校のセクシー担当 三下ムーブが得意な芸達者

御城たてる  だいさんじのお疲れサラリーマン 良心の男性V


【シチュエーション】

説明不要!!!!

箱対抗、センシティブ大会!!!!

開催!!!!


◇ ◇ ◇ ◇


K 介「さぁ! それではDStarsさん! 回答をどうぞ!」


   「これを正解すれば……最強センシティブタッグですよ!」


みるく「ぶっちゃけ、センシティブなのちまきちゃんだけだよね?」


   「うみちゃんはただの巻き添えでは?(核心)」


う み「ちゅまきぃいいいい(愛称)!」


   「うみのことはいい! 気にするな!」


   「だからお前の清楚(センシティブ)をぶちかましてやれ!」



   「お前は! お前こそが! VTuber清楚()ナンバーワンだ!」



神 子「ちまきさん、私は信じていますよ」


   「貴方ならきっと私たち清楚()戦士を、次の時代に導いてくれると」



   「さぁ、言ってあげてください!」


   「次の時代の清楚()の名を!」



御 城「ちまきさん! どうやら俺の言葉が響いたみたいですね!」


   「清楚()の魂を取り戻したなら、アンタに敵はいませんよ!」



   「ぶちかましてやってください! 俺がついてますから!」



ちまき「うみ! お頭! たてる!」


   「みんな……!」


   「こんなちまきを信じてくれて、ありがとう!」



   「だから私は進めるよ! 新しい清楚()VTuberの時代を!」



   「祇園ちまき! 回答します!」



K 介「いいですね! 仲間の思いを受け取って回答するこの感じ!」


   「アニメの最終回みがあって僕はかなりテンション上がってますよ!」


みるく「ただ卑猥な言葉を言うだけなのにねw」


K 介「だが、それがいい!(前田慶次)」



   「さぁ、思いっきり傾いちゃってください!」


   「祇園ちまきが考えた新しい清楚()……3、2、1、どうぞ!」




ちまき「清楚(;)」



全 員「また文字ネタだぁッ!!!!」


   「しかも今度のは、マジで危ないネタの奴!!!!」



   「垢BAN大丈夫なのこれ!」



まひる「ちょっと待ってくれ!」


   「たしかにわかる! たしかに私にもそれが見える!」


   「けど、ひとつだけたしかめさせてくれ……」



   「下のちょろっと出てるやつ!」


   「それはいったいなんなんだ!(シン・アスカ)」



ちまき「タン◯ン♥♥♥」



まひる「完璧だぁッ!!!!」


   「完璧な清楚()ネクストだ!!!!」



   「絶対に使いたくないけれど!!!!」



みるく「なんだかこんな回答をされちゃうと」


   「清楚()も卑猥に見えてきちゃいますねw」


K 介「やめてください! みるく先生!」


   「後ろに()付ける文化の奴ですから!」


   「笑えない笑いの時に付ける、ネットスラングの奴ですから!」



   「断じて清楚()は何かを想起させる記号ではございません!!!!」



神 子「いいえK介! それでいいんです!」


   「今この時、祇園ちまきは、清楚()に新たな概念を埋め込んだのです!」



   「完敗ですよ」


   「新たな清楚(;)だけじゃなく、過去の清楚()にまで」


   「意味を与えてしまうなんて……!」



   「だいさんじ筆頭にして、清楚()四天王の、九鬼神子が認めましょう!」


   「祇園ちまきこそ、清楚(;)戦士の頂点だと!!!!」



K 介「認めちゃったよ!」


みるく「はい! ということでね!」


   「さんじのトップの神子ちゃんが、いいって言うならいいでしょう!」



   「チキチキ! 箱対抗、最強センシティブタッグ決定戦!」


   「優勝は! DStarsの祇園ちまき&八丈島うみです!」



ちまき「【ピーーーーーーーーー音】!!!!」



う み「これ委員長も叫ばなくちゃダメですかね⁉︎」


   「普通にイヤなんですけど⁉︎」



神 子「【ピーーーーーーーーー音】!!!!」


う み「いや! お頭が言うんかい!」


猫 川「【ピーーーーーーーーー音】!!!!」


う み「猫川先生まで!」


   「清楚()四天王! 悪ノリしすぎでしょ!」


まひる「【ピーーーーーーーーー音】!!!!」


ずいき「【ピーーーーーーーーー音】!!!!」


う み「お前らもしれっと混ざってるんじゃねえ!」


   「あぁ、もう無茶苦茶だよ」



   「穴があったら入りたい……!」



ちまき「違うだろうみ!」


   「穴があったらハ……」




ようつべ「この配信は通報により削除されました」




◇ ◇ ◇ ◇



ばにら「…………(真顔)」


ずんだ「…………(真顔)」



二 人「やりやがった!! マジかよあの野郎ッ!!(杉元佐一)」



【劇終!!!!】




☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



きまずくなるからセンシティブ配信は恋人同士でみるのはやめよう。

ずんさんとばにらとの約束だ……!!!!(恋人ではない。百合営業相手)


心配でうみたちのことを見守っていたばにらとずんだ。そんな彼女たちを裏切る、いとも容易く行われるエゲつない【ピー音】。いったい、なんて叫んでいたんでしょうね? ということで、おそらく最長となった番外編もここでおしま――い、と言いたい所ですが、もうちょっとだけ続くんじゃ!(いつもの、おまけ回です)

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