革命のために死ぬのなら

相田田相

前夜の妄想

コオリが夏に溶かされてしまう


内側にあるものが出てきてしまう


僕は逃げてしまう


このせいで僕は忘れられない このおかげで僕は忘れない


だからって声の届かないところにいる君に尋ねてしまうのは


君も死にきれないだろうからさ それに僕は君の傘になりたいわけだからさ


いろいろにうそをついてみることにするや


「僕は汚れるから君は純粋であれよ」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

革命のために死ぬのなら 相田田相 @najiroku

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ