あの時伝えたかった思い。人生の2歩。

もちまる&だいふく

第一章

始まりの終わり。

私は、中学2年生の、月野 あかりだよっ!名の通り明るいんだよ!

実は、彼氏の黎斗くんから告白してもらったばっかりなのっ!

テンション舞い上がり中!あっと、ごめんね!

今登校中なんだ。てへっ、前見て歩かないと..「あっ。黎斗くん。前を見て歩かなくちゃ..」「あ..」キーーっ!ブレーキ音?続いて何かがドンッ!という音「黎斗くん、怖いよ..」その時私は見てはいけないものを見てしまった。

トラックに黎斗くんが..いた。「…」声にならない悲鳴。

私は気づいたら病院にいた。

「君は、月野あかりさんだね。黎斗くんは..」「黎斗くんはっ!どうなったんですか..?」「落ち着いてね。林田 黎斗くんは、亡くなったんだよ。」「..。ごめんなさい。私のせいで。」「ショックだろうから学校にも連絡しておいて。伊根角さん。」「わかりました。」

「おはー!あかりん!」「..。沙耶?なんで?」「いつものあかりんじゃない..よ。」

「私が普段のままでいられると思うっ!?恥知らず!」ダダダだッ。「そっか、黎斗くんが..うち..なんてことしたんだろ。」「もう、あかりには嫌われたか..。」

「ごめんね..涙が..沙耶は知らなかったはずなのに。。素直にならないと。現実を受け止めないと..。皆んなが..」

「黎斗くん。あなたの文も一生生きます。私のせいでごめんなさい。」

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