第32話 カクヨムコン短編のススメ

 ‌人の頑張る姿が好きです。

 ‌甲子園で一生懸命に汗をかく姿。

 ‌ワールドカップで、一生懸命ボール追う姿。

 ‌スラムダンクで描かれる青春。


 ‌そう、男性ばかりです。


 ‌女性が頑張る姿が見たい。

 ‌それも熱い形で。


 ‌たどり着いたのがアイドルでした。


 ‌デビューするためにオーディションに望む姿。

 ‌デビュー後、1人だけで観客の前に出る不安。

 ‌ファンが答えてくれるか分からないで投げかけるコールアンドレスポンス。



 ‌頑張ってても、結果はすぐについて来なくて落ち込む。

 ‌そんなとき、皆を応援していたつもりが、逆に応援されて、また頑張ろうと思う。


 ‌そして、どこにでもアンチはいます。

 ‌心無い言葉を言われようとも、精一杯頑張る。

 ‌アンチにも負けず、皆に元気を届けたい。

 ‌色んな気持ちを抱えながら、一生懸命にステージで歌う。

 ‌アイドルはとても頑張ってます。


 ‌誰が好きとかではなくて、そういった頑張る姿が良いなぁと思ってます。



 ‌HoneyWorksさんのアイドル曲。

 ‌この前初めて聞いたのですが、ボロボロ泣いてました。

 ‌Web小説家さんにも当てはまるなぁと。


「私、アイドル宣言」

「誇り高きアイドル」


 ‌良いですね。

 ‌アイドル小説書きたいなぁと。




 ‌ただ、皆さんがそういうのを求めているでしょうか?

 ‌答えはNOでしょう。


 ‌自分の好きなものを書くのは自由です。

 どんどん‌書くのが良いと思います。

 ‌それを楽しく読む人もいます。


 ‌ただ、コンテストの受賞に焦点を当てたとき、どういった話にするのか、求められている話を書くのがベストです。



 ‌そう、話をしたいのは、カクヨムコンテストで求められている作品。

 ‌この時期から長編は難しいとも思うので、短編の方のコンテストに求められている作品です。


 ‌皆様の今書いてる作品がどうこうではなくて、カクヨムコン後半に向けて、狙った作品を新しく書くのも楽しいかもしれないというお話です。


 ‌カクヨムコンというお祭りに段々と熱が冷めてきてませんか?

 ‌新しく何かを始める。そんな時が1番胸踊り、熱中すると思います。

 ‌まだまだお祭りを楽しみたいです。

 ‌(.........自分は早く10万字を仕上げなければいけない)



 短編部門、既に分析済みの方が多いかもですが、‌応募要項と、選考をあらためて。



■応募要項

エンタメ短編小説部門

「エンタテインメント作品」、この基準を満たしたどのような作品も歓迎します。

物語が完結した1万字以内の短編小説というフォーマットで、読む人の心を揺さぶるエンタメ作品を創ることに挑戦してください。


エンタメ短編小説部門の短編賞受賞作品は、KADOKAWAが選定した作家により漫画作品としてコミカライズしたうえで、「月刊コミックフラッパー」(掲載号未定)に掲載される予定です。



■選考

エンタメ短編小説部門

カクヨム編集部

協力:コミックフラッパー編集部、G’sこえけん、カドカワ読書タイム、コミックニュータイプ編集部

特別協力:株式会社はてなカクヨム開発チーム


応募された作品の中から、読者選考によるランキングを参考に、カクヨム編集部による一次選考を行います。一次選考を通過した作品が最終選考対象作品としてノミネートされます。その後、選考委員による最終選考を行い、受賞作品を選出いたします。



 ‌お分かりでしょうか?

 ‌受賞作は、"コミックフラッパーに沿う"ような作品です。


 ‌最もらしく言っておいて、当たり前の話ですね。

 ‌注目するのは、選考に何故かコミックニュータイプ編集部様が加わる。


 ‌何故でしょうか。

 ‌コミックニュータイプは、Webで見れるので見てみました。勝手に分類してみてます。



現代ドラマ/恋愛

 ‌不揃いの道理

 ‌フードコートで、また明日。

 ‌少女たちの痕にくちづけを

 ‌先輩、美味しいですか



ラブコメ

 ‌世話やきキツネの仙狐さん

 ‌両親の借金を肩代わりしてもらう条件は日本一‌可愛い女子高生と一緒に暮らすことでした。

 ‌りんちゃんは据え膳したい

 ‌ラブコメ漫画に入ってしまったので、推しの負けヒロインを全力で幸せにする



 ‌そう、コミックニュータイプ様の作品、恋愛が多いです。

 ‌そして、女性目線の恋愛作品は、ほぼほぼ女の子が女の子に恋する話。

 ‌そう、百合が求められている。

 ‌昨日記事の前フリ回収です。




 ‌女の子同士の仲良い姿。

 ‌気が合う人には惹かれあってしまうのでしょう。女の子だろうと。

 ‌男の子への恋愛でない分、甘酸っぱさはグンと上がります。


 ‌そう、甘い恋愛ではなくて、甘酸っぱい恋愛。

 ‌こんなことして、良いのかな。

 ‌本当はいけないのかもという思いが、甘いとは別の味を出します。

 ‌相手も同じく、あまり人には言えないことと分かりながらも、応じてくれる。

 ‌そこに酸っぱさがあります。


 ‌人には言えないけど、自分の本心に正直に日々過ごす。

 ‌この先に結ばれる事が無いことも分かっている。

 ‌きっと学生時代だけの付き合いでしょう。

 ‌終わりだって見えている。

 ‌人にも言えないし、人から聞かれたら否定もするでしょう。

 ‌それでも惹かれあう、自分達だけの世界。


 ‌それだけの背景を背負っています。

 ‌何も書かずとも、百合と言うだけで甘酸っぱい。


 ‌無双するテンプレ小説が一種の快感を与えてくれるのであれば、百合物と言うだけで甘酸っぱさを与えてくれます。

 ‌そう、百合って素晴らしい。


 ‌きっと読者はそれを求めているのでしょう。

 ‌(……自分だけか。)



 ‌皆様も分析して、新作の短編に臨まれてはいかがでしょうか?

 ‌あと、よくよく見ると、短編の方って星の評価とかか関係ないんですね。

 ‌星無くても、良い作品は編集部が拾ってくれるっぽいですね。

 ‌心置き無く好きな作品が書ける!


 ‌ちなみに、コミックフラッパーはAmazonのKindleUnlimitedで直近3ヶ月分が読めます。

 ‌入っている方は分析出来ます。

 自分は入ってるので、すいすい。

 ‌何か分析したら、個人的な意見をまたあげるかもしれないです。



 ‌そんなお話でした。

 ‌一晩寝れば、みんなスッキリ!

 ‌家庭内問題も解決しました!良かった!


 まさに、‌寝逃げでリセット!

 うんうん。‌畑亜貴さんの歌詞ってやっぱり偉大。


 ‌……アイドル物書くと、歌は付き物。歌詞も考えなきゃいけないという罠が待ち構えていて、小説書いてるのか、歌詞作ってるのか、何をやろうとしてたか迷子になっています。

 ‌続きを書かねば……。

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