第12話 ラストエンディング
おっさんが……ランジェリーショップにて、鼻血を出して倒れたので、ホノカの肉体は病院で
手当てを受けていた。
ようやく……ようやく自分の体と魂が合致すると、
ホノカは、今までの事柄を振り返る。
(王子様を助けられなかった)
もう2度と、王子様とは逢えないのだ。
ホノカは……初めて体験した。
ルイ王子との熱い夜を想い出し
病室から夜空を眺めていた。
幸いなことに……おっさんも、
ホノカも、体に別状は無く……
ホノカは数日で退院できた。
ホノカの姿を見に、ある人物が……やって来る。
その男は、ホノカの写真を眺めながらも足早に目的地へと向かっていた。
『へぇ?この子?なかなか可愛いじゃん?!』
『あ~そうですよね!RUI様!きっと、気に入ってくれると思ってました!』
RUI様と言われる銀髪のロングヘアにグリーンアイの背の高い
ホノカ専用の召使い。
RUI様は、ニヤリと意味ありげに不敵な笑みを浮かべた。
そうとも知らないホノカは……
久しぶりに実家へと帰ってみるが?
そこには……。
目を奪われる程の……美しすぎる召使いが……
ホノカを出迎えたのだ。
『ホノカ様……RUIと申します。以後、お見知りおきを。』
深々とお辞儀をするRUI……
顔を上げたRUIを初めて見た
ホノカは…………
思わず声をかけた。
『何処かで逢いました?』
RUIは……ホノカに答える。
『運命の輪が……狂ったのでしょうか?ふふふ。』
ホノカは、首を傾げながらも
自宅へと入っていった。
肝心なRUIの方も、首を傾げる。
そして…………何かに納得していた。
『姫…………?』
END
私……超遊び人でしたが。何故か転生先が乙ゲーなんですが?! たから聖 @08061012
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