エロい事にしか興味がない俺にまともな恋愛ができるとでも??
@sancyo
第1話 妹に弱みを握られた
俺は
ある日の夜俺はなかなか寝付くことができず本日2回目である日課のオナ◯ーをしていた。
その時…
「ガチャ」と扉の開く音がした
あれいつもこの時間は誰も起きてないはずなのに?
というかこの状況はまずい…!
俺の片方の手はスマホを持っていて、画面にはエロサイトが映っている。もう片方の手は自分の股間を握っている。そして俺の今の格好は下半身裸だった…
俺は反射的に布団の中に入った
「お兄ちゃんこの間貸した本返してよ」
そう言いながら俺の部屋に入ってきたのは
現在中学三年生で国城中学校に通う俺の妹
「あっ、あー この前借りた本ならそこの本棚にあるはずだ、てかなんでこんな時間まで起きてるんだお前」と聞くと
お兄ちゃんもでしょと言わんばかりに顔を膨らませる花凛。
そんな顔する花凛も可愛いと思ってしまうキモいお兄ちゃんでごめんと心の中で謝っておく。
「お兄ちゃん本棚にないんだけど?もしかして無くしちゃったとか?」
「いやー無くしてないはずなんだけどなーどこやったっけ」
本の場所なんて言えるわけがない風呂に入る前に読み終わり本はベットの上に置いてある
しかし布団の中には俺の息子が…
「お兄ちゃん忘れっぽいからねーどうせベッドの上とか机の中に入れっぱなしなんじゃない?」
そう言いつつ俺の部屋の中を漁り始める妹
そのうち痺れを切らしたのか怒りながら俺の布団を剥ぎ取ってきた。
「お兄ちゃん………………ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああ」
幸いにも息子を下にしていたので妹には尻しか見えてないと思う。
このまま叫び続けられると親が起きて見つかってしまうかもしれない、そう思った俺は急いで布団から出て妹の口を手で塞いだ。
手で塞いでいると妹の顔が何故か赤く染まって目を閉じてしまっていた。
ふと自分の格好を見てみると下半身裸なのを忘れて急いで布団から飛び出たので
俺の
「あ、ごめん花凛わざとじゃないんだ、こまま花凛に叫び続けられるとお母さんが起きちゃうと思って…今急いで服着るから!」
そう言って花凛の口から手を離すと
今にも泣き出しそうな真っ赤な顔で
「~~~~~~お兄ちゃんのバカ 変態 」
といい目当ての本を取りながら急いで部屋から出て行ってしまった。
「完全にやらかしたーーーーーー」
俺はこれからどんな顔して花凛に顔を合わせればいいのか…
「とりあえず明日の朝会ったら謝ろう」
そんなことを思いつつ俺は布団の中に入るのであった。
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