作文を100枚書きなさい。

路地裏の自販機

はじめに

先日、タンスから小学校の卒業文集を発見した。これが案外面白い。


子供のころは皆「作文」を書いた。

本を読んだり、遠足へ行ったら感想文だ。


子供から見た世の中の視点で、なおかつ子供にも分かる言語表現は、むしろ大人には難しい。


だからこそ、魅力がある。


僕の文章は、どれも400字〜800字ほどの短文で、世の中で「エッセイ」と呼ばれるものより「作文」の方がシックリくる。


38歳の僕が12歳の作文を読んで面白いのだから、60歳になった僕が今の僕の作文を読んでも面白いはずだ。


そう思って、僕は未来の僕のために、ひたすら書いた。10万字近く書いて、その中の100枚分をここに記録する。

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