主張について書きなさい。

夢は「職業」ではない

幼少のころ「将来の夢は?」と聞かれて「絵をいっぱい描きたい」と言った。


そしたら「どんな仕事をしたいのかな?」と聞かれたので「絵を描く仕事はどんな仕事?」と聞き返した。


すると「画家だね」と言われた。


あれから30年経った今、僕は画家ではない。


しかし、今日も何不自由ない暮らしをして、絵を描いているのだから、はじめに答えた夢は既に叶っているわけだ。


夢は例外なく、人それぞれの尺度。


夢を職業にして語るのは、あまりにも古すぎやしないか。

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