パターンから抜け出せ

成績などで評価はされたくはない。


相対評価は嫌いだ。


それでも勝ち負けが大事だというのなら、評価する権利を他人に握られせている時点で、僕から言わせれば、そいつらは既に「負け」だ。


しかし、この感性は正しい訳でもないし、僕が特別であるというのではない。


人には「パターン」が存在するからだ。


つまり、相対評価が間違っているわけではないし、かといって正しくもない。

ただ単に僕は「絶対評価が正しいと思ってしまうパターンの人間」なのだ。


人格類型によるパターンは主要5因子に分かれている。それら全てに、少ない・普通・多いというように、3段階に分けたとしても、3の5乗の組み合わせだ。たったの243通りで、おおよその人格を説明できる。


あなたが好きな歌は「その歌が素晴らしい」のではなく、あなたが「その歌を素晴らしいと思ってしまうパターンの人間」ということを意味する。


そんなこと言われたら不愉快だね。


でも、これに悲観することはない。


どのようなものを好き嫌いになるかは決まっていたとしても、それを理解した上で、どう受け入れていくのか、抗っていくのか考えるのだ。


パターンの枠組みから抜け出そう。


譲れない表現や主張をあきらめるな。


やり方は自由だ。動いて、声に出して、ときには叫んでみたりして。

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