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2025年4月5日 14:19 編集済
>「北部も南部も、自分達の立場を有利にするためにはヨーロッパとの関係を良くしなければならない。で、ヨーロッパではフットボールが盛んだ」>「おお、そのためのフットボールチームだったのか!」CSAの国家承認についてもですが、イギリスは綿花の販売先かつ北軍がアナコンダプランなどで行うであろう海上封鎖を解除出来る海軍力の持主。フランスは南軍の武器供給元。南軍の継戦能力から見ても重要ですね。USA側はそういった往来を遮断したい。> 諭吉の同意を得ると、俺は早速、ベルモントに報告し、ヨーロッパに渡りたい旨を伝える。>「……そうだったな。元々、そういう趣旨で設立したチームだったな。今がその時ということか」> ベルモントは腕組みをして深く頷いた。>「おまえの見通しはたいしたものだ。渡航費用と滞在費については我々で何とかしよう」腹心スタッフとスポンサーの了解は得た。いざ欧州へ向けてオール・イリノイチームと共に旅立ちの時。> この黎明期の質の悪いボールとバットでホームランを打つのは並大抵のことではない。打った男は優男風の青年であった。エクセルシアー側の選手だ。> ハワイアンズの方を見ると全員が唖然としている。>下手投げから繰り出されるそのボールに、後ろの面々がまたも驚きの声をあげる。>「何という速さだ!」>「まるでキャノン砲のようだ」旅立ち前のニューヨークで新たなる出会いが。草野球に王貞治、イチローや大谷翔平のような選手が居たら凄すぎて呆然そして喝采をあげます。打つと投げるの両方だからベーブ・ルースや大谷翔平の先輩ですか。王、イチロー両選手とも高校では投手経験ありですがプロでは野手に専念。大谷選手の二刀流のぶっ飛び具合がわかるし、日本ハム球団の慧眼と育成には本当に感謝、お陰で伝説の選手をまた観る事が出来ているのだから。
作者からの返信
外交面ではむしろ劣っていたところもありますし、そこを補えるのなら大分変わってきますからね。期待は高まってくるでしょうし、無理のない範囲なら資金も出してもらえそうです。まだまだ世間的な関心は薄いですが、やっている人からすればとんでもない存在はすぐにわかりますからね。子供のころは甲子園まで行って高校野球を観ていましたが、伝説の選手になりそうな存在を目の当たりにした時の驚きは、中々言葉では表現しづらいものがありますね。
2023年10月16日 22:42
草野球に大谷翔平⋯⋯( ˙꒳˙ )ち、チートにも程が⋯⋯
ジム・クレイトンはとにかく圧倒的だったみたいです(汗ホームラン打って死んだというのが理解不能です。
2023年4月1日 06:40
ジム・クレイトン、燐介との出会いで彼がどう影響されるのか、楽しみです。
ジム・クレイトンは転生してきたんじゃないかというくらい凄い表現がされているので、引き入れることができれば大きいです。
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>「北部も南部も、自分達の立場を有利にするためにはヨーロッパとの関係を良くしなければならない。で、ヨーロッパではフットボールが盛んだ」
>「おお、そのためのフットボールチームだったのか!」
CSAの国家承認についてもですが、イギリスは綿花の販売先かつ北軍がアナコンダプランなどで行うであろう海上封鎖を解除出来る海軍力の持主。フランスは南軍の武器供給元。南軍の継戦能力から見ても重要ですね。USA側はそういった往来を遮断したい。
> 諭吉の同意を得ると、俺は早速、ベルモントに報告し、ヨーロッパに渡りたい旨を伝える。
>「……そうだったな。元々、そういう趣旨で設立したチームだったな。今がその時ということか」
> ベルモントは腕組みをして深く頷いた。
>「おまえの見通しはたいしたものだ。渡航費用と滞在費については我々で何とかしよう」
腹心スタッフとスポンサーの了解は得た。いざ欧州へ向けてオール・イリノイチームと共に旅立ちの時。
> この黎明期の質の悪いボールとバットでホームランを打つのは並大抵のことではない。打った男は優男風の青年であった。エクセルシアー側の選手だ。
> ハワイアンズの方を見ると全員が唖然としている。
>下手投げから繰り出されるそのボールに、後ろの面々がまたも驚きの声をあげる。
>「何という速さだ!」
>「まるでキャノン砲のようだ」
旅立ち前のニューヨークで新たなる出会いが。
草野球に王貞治、イチローや大谷翔平のような選手が居たら凄すぎて呆然そして喝采をあげます。
打つと投げるの両方だからベーブ・ルースや大谷翔平の先輩ですか。
王、イチロー両選手とも高校では投手経験ありですがプロでは野手に専念。
大谷選手の二刀流のぶっ飛び具合がわかるし、日本ハム球団の慧眼と育成には本当に感謝、お陰で伝説の選手をまた観る事が出来ているのだから。
作者からの返信
外交面ではむしろ劣っていたところもありますし、そこを補えるのなら大分変わってきますからね。期待は高まってくるでしょうし、無理のない範囲なら資金も出してもらえそうです。
まだまだ世間的な関心は薄いですが、やっている人からすればとんでもない存在はすぐにわかりますからね。
子供のころは甲子園まで行って高校野球を観ていましたが、伝説の選手になりそうな存在を目の当たりにした時の驚きは、中々言葉では表現しづらいものがありますね。