僕を見透かす君と

さこたっしゅ

第1話僕の役割

人にはそれぞれ役割があると僕は思う。それは大人だけじゃなくて学生の僕でも例外はない。僕の役割は…


カーンコーンカーンコーン

休憩のチャイムがなる。盛んな時期の僕たちは一斉に外に出てあそぶ。


優「今日は何するの?」

友A「え?優も一緒に遊ぶの?」

優「えー?笑いつも一緒に遊ぶじゃん笑」

友A「冗談だって笑」

  「じゃあみんなでかくれんぼしない?」

優・友BCDE「いいね笑」

優「鬼は誰にする?」

友A「いっせーのーでで指さすか笑」

全員「せーの」

友A「じゃあ優が鬼な」

優「…わかったよ。」

これは絶対内緒で話してたよな。


優「じゃあ1分数えたらスタートね」

 「59.60 じゃあいくよ!」

休憩時間は20分だ。全員見つけられるかな。


15分後…

優「誰もいない。なんで?」

教室に戻ってみると遊んでた友達がお茶を飲みながら楽しく話をしていた。

その光景を見てるといつも僕を入れて話している時より楽しそうで心が少しチクっとした。

ここで怒ると変な目で見られそうだから怒ってないふりをして話しかけてみよう。


優「もー、なんでみんな外で隠れてないんだよー笑」

友A「誰も外だけとは言ってないじゃん笑」

友B「そうだよ。てかずっと外で探してたの?笑」

友C「まあ外に隠れててもデブな優には俺たちは見つけられないよ。」

優「みんなそれはひどくない?笑」

 「俺めっちゃ汗かいて探したんだよ?笑

 「ほら見て汗びっしょりすぎてシャツパツパツだよ笑」

ケラケラ

みんなが笑う。

友A「本当だ。くせ〜笑」

友D「まあ痩せれたからいいんじゃない?笑」

それ以降も休憩時間が終わるまで僕はいじられた。

でも僕は空気を壊したくないから笑いながらみんなと話した。


そう僕の役割はいじられ役だ。

昔からそうだったけど中学校に入ってもそれが続いている。


僕は本当はいじられたら悲しいし、腹も立つ。でもこれが僕の役割だと思い耐える。

いつも悲しい時や腹が立つ時は心の中に器をイメージして悲しい気持ちや腹が立つ気持ちを水に例えて器に入れる。


大丈夫。まだ器は割れてない。

大丈夫。まだ僕は耐えられる。

大丈夫。まだ溢れ出ない。


(誰か僕を助けて…)

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こんにちは。初めて小説を書いてみました。

本当に初めてなので文章構成とかグダグダです笑。

優しい目線でも見守ってください🙇‍♂️





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