三バカ男子高生の青春

赤嶺高真@超BIGなプリン

第1話 今日から俺達高校生

 朝、通学路。 

「よぉ~お前ら!おはようー!!今日から俺達も高校生だな。」

「そうだな。俺達どんな三年間過ごすんだろうな~」

「そんなもん今わかったらおもしろくないだろ!あぁ~今日もアイマちゃん尊い…」

「お前、相変わらずの二次元オタクだな。高校生になってもその調子でいく気か?野口」

「当たり前だろ!!高校生になろうが何だろうが推しが尊い限り俺はずっとオタクだ!!変な質問をするなよ。福沢君よぉ~ふっ…」

「こんな事で自慢げになってるのが心配だよ俺は幼馴染として…ってさっきから珍しく静かだな。どうしたひぐちぃ…ってお前ずっとその無駄にデカいコッペパン加えてたのかよお前!」

「だぁってぇいえにこれしかなかったからさぁ」

「いや、ちゃんと食ってから喋れよ…樋口。」

「わかったぁ。(ごっくん)ほら、食ったぞ。福沢」

「いや、ちゃんと噛めよ!!あぁ~もうこいつら本当バカだよな~」

「いや、彼女バカのお前が言うな!」

「いや、彼女バカのお前が言うな!」

 とこんなやり取りをしている奴らがこの物語の主役である



 そしてこれからこの三人が通う事になるとある町のとある県立の男女共学の高校であるそして三人が校門にて


「うわぁ~受験ぶりだな高校くるの。あっははは」

「いや、何がおかしいんだよ。」

「とりあえず、俺達がどこのクラスなのか見に行こうぜ。」

「そうだな。笑ってないでさっさと行くぞ。樋口」

「おうよ!俺たち同じクラスだといいよな!」

「そうだな」

「そしたら気は楽だな。お前らとなら」


 三人はクラス一覧を見る。


「俺達は、どこかなぁ~」

「どこだろうなぁ~」

「あ、あそこあった。」

「お、なんならあれ?俺ら同じクラスじゃね?」

「お~!!まじだ!五組だ。」

「本当だ。」

「とりあえず、クラス行こうぜー!!」

「行くか!」

「おけ」


 そして三人は、五組の教室へ行った。

 席へ座り、教師が来るまで何気ない会話をする三人。


「わぁー!!知らね奴ばっかだ!知ってる奴もいるけど面白れぇな」

「いや、普通そうだろう!!」

「相変わらずバカなこと言うやつだな。樋口は」

「とりあえず、もうそろそろ先生来るから静かにしようぜなぁ?樋口」

「なんで、俺が注意されるんだ!?」

「まぁ、お前はそいうやつだからな諦めろ。樋口」

「野口お前まで!?」


 とそんなやり取りをしていると担任教師が入って来て話し始めた。


「お前ら静かにしろ!静かになったな。では私が今日からこのクラスの担任になった石田金次郎だ。みんなこれから一年間宜しく頼むな」

「先生!」

「ん、なんだ。樋口」

「はい!先生!バナナはおやつに入りますか?」

「バナナは…そうだなぁ~おやつに入るかどうかどうなんだろな~先生考えたことなかったわ。答えるから待ってな樋口」

「いや、先生!そんなベタなどうでもいい質問を間にうけないでくださいよ」

「なんだえ~っと福沢か。だって確かに気になるだろ!」

「いやピュアか!!」

「後で先生もしっかり調べとくから職員室で教えてやるから来なさい樋口…」

「先生…」

「樋口…」

「いや、何熱い会話したみたいな空気になってんの!?普通こんな話でこんな事にはならないんだが!」


 と変な担任教師とバカな生徒のどうでもいい話のあとはしっかり必要事項を話してこの日の学校でのやる事は終わった。


 放課後。職員室にて


「先生生まれて初めてこのことについて調べたんだが。バナナはな。樋口」

「はい。なんでしよう先生!答え分かりました?」

「おやつに入らないらしいぞ…」

「なっ、なんだって…」

「いや、なんか俺達も樋口が本当に職員室に行くっていうから心配出来てみたけど絶対そんなリアクションになる必要がない答えだと俺は思いますよ。なぁ、野口」

「ていうかその間にこんな話どうでもよくねぇ?」

「おい!野口そんな事言ったら元も子もないだろ!」


 とまぁこんな感じの三バカを中心に何気ない青春の浪費を描くこれは何かそういう話である。


         続


(読んでくれてありがとうございます。良いなと思ったら星やハートを付けて頂けたり前向きな感想を頂けたらと励みになります。この小説を気に入っていただけたら連載中の回も是非読んでください。連載は不定期なのでちゃんと読み続けたいと思って貰えたなら小説のフォローをお勧めします。)

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