一緒に数学の問題解こうよ?

 最終回の今回。


 扱う内容についてあれこれ考えました。


 少し背伸びして、フェルマーの最終定理とかを使ってみようか?


 いやいや、あえての原点回帰で足し算とかを使って告白にしようか。


 はたまた、円周角のような図形を使ってやってみようか……


 でも僕は気づきました。



 全部ひっくるめて、数学じゃないか。


 数学って長い歴史があるんです。

 今僕らが簡単に証明している問題や脳死で使っている公式を導き出すのに、人生を捧げた人だっているんです。



 20年も30年も。

 証明がうまく行かなかったらきっとイライラしたことでしょう。

 辛いと思ったことでしょう。






 でも。






 その先にある、きれいな証明にたどり着けたとき。


 人生で一番の快感を味わえることに疑いはありません。



 苦しいことも辛いことも。

 楽しいことも神秘的なものも。

 すべて含んでいるのが、『数学』なのです。


 そしてまた、『人生』にもそのような側面があります。



 だから今回は数学を人生の象徴として捉えます。


 今回のタイトル

『一緒に数学の問題解こうよ?』

 これを変形させていくと

『一緒に数学の難問に立ち向かおうよ』

 ⇔『一緒に人生の苦しいことに立ち向かおうよ』

 ⇔『お互いの人生を支え合って生きていこう』

 ⇔『結婚しよう』


 となって、告白(プロポーズ)の言葉になるのです。


【Q.E.D】


 ※この後、あとがきもあるので読んでいってほしいです。

 今日中に出します。

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