第30話 眠れないほど

眠れないほど


寝れない日々を送っていた

ずっと同じことを考えて脳が活動している

体が休みたいと悲鳴をあげても寝れないほどに悩まされていることがあった


1輪、蕾のままなかなか咲かない花があった。

きっとこれは、うさぎに渡す花

その花が、目を覚ましたら花開いていた。



「…遅くなってごめんね。」

白いパンジーを私はうさぎに手渡した。

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