第19話来訪者

私は取り敢えずワコスに質問した

あの~何で家のリビングにいるのかな? そう言うとワコスは答えた

だってさ昨日の魔法のこと、まだ全部聞いてないから来ちゃった♪

…………ピキピキ

来てもいいけど、いきなりリア凸はやめてくれないかな?

私はオブラートに包んで言うと、私は考える


流石にこんな事毎回してたらワコスの将来的にまずい

これではただの4歳児のクソガキになってしまう、そう考えているとワコスが


ルナ?そのさっき言ってた、りあ何とかってどういう意味?


反応するのそっちかよ、そう心の中で叫んだ


一旦ワコスが、リア凸してきた件は無くすと


私達はワコス・家政婦さん・大量のワコスの護衛と一緒に、市場に行くことになった

護衛の人数は数え切れないほどだった、ずっと家の正面で待ってたらしい

今度お隣さんのおばあちゃんに、お菓子持って謝りに行こ


そんなことを考えてると、隣からワコスが聞いてきた

ねえねえどんな屋台回って行く?あっちこっち美味しい匂いだらけだよ!

そんな吞気な事を言いながら、喜んでるワコスを横目に

家政婦さんが嬉しそうにニコニコしていた

それからはワコスと色々な屋台と店を回った、私の中ではイカ焼きが美味しかった


食べ物系統を見終わってから私達は年季が入った本屋へ行った

私が一人で回復魔法の本を探していると、店主らしき人物に声を掛けられる

お嬢ちゃん回復魔法の本を探してるのかい? 私は頷いた

だったらこれとかどうだい?そう言うと一冊の本を渡してくれた

私はその本のページをペラペラさせると、こう言った

この本買わせて下さい

毎度あり


どうやらワコスも家政婦さんも本に夢中になってたらしく

気付くと外は真っ暗だった、腕を伸ばしているとワコスが口を開いた

楽しかったよ!ルナまたね

そう言うと護衛と一緒に馬車で帰っていた

今日は凄く疲れたが、こんな日もあって良いよなと思うのであった


































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