【第一部】稲姫の記憶編 後編 幕間【二】憤り
稲姫の口から当時起きた
「ごめんね。
そう言うとエリスは、肩を
「そいつ、許せないな」
これはカールだ。他人のことなのに自分のことの様に怒ってくれている。
そしてアレンも――
“
「――仮面……。そうだ。昨日の襲撃者達も仮面をつけてたな。稲姫が『襲撃者が何者か予想がついてる』って言ってたのは、それでか」
「まさか、あの時の……?」
そう言って考え込むのは
「でも、そこからはうちも知ってるにゃ。稲姫ちゃんとは、ご主人の一族の住まう村里で、初めて出会ったから」
――そこからは、稲姫と琥珀の二人が情報を補い合い、語り聞かせてくれた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます