第14話 歌詞
本来なら、英語の歌詞を書いて、そこに訳をつける、というのが正しいやり方なのでしょうが。
著作権、というものがあるんですよね。
というわけで、歌を聞いてください。
訳はここに書きます。
今、ポケットにいっぱい、金、入ってんだぜ、自慢じゃないけど。
―ふつう、ラップの歌詞は、ふつうのことを大きく言ってかっこよく見せます。なので大体、「Thousands of dollars」とか「 hundreds of dollars」 in my pocket. って大きい単位を使うんですけど、この人「tens of dollers」で、「金持ってる」とか「自慢」とか言ってるんです。
「小せえよ!」って、思わず言っちゃうやつです。
なのに次の段で、diamond pistols とか……「ありえねー!」って突っ込みたくなる。
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自慢じゃないけど、まあ週に一度か二度はセックスしてんだぜ……彼女が嫌がらなきゃの話だけど
これもねえ。ラップの中だとモテモテで女の子が寄ってくる、みたいな感じなのに、この人、「彼女のご機嫌を取ってる」んです。
「小せえよ!」
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自慢じゃないけどうちのwi-fiシグナル強い。
Hulu プラスを広告なしで見てんだぜ!
(だから、「自慢が小さい!」 けど、けっこういるんですよね、こういう人)
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バーではウイスキーただで飲めちゃうんだぜ、だって、バーのオーナーのポールと知り合いだから。
(自慢してる「知り合い」がめっちゃローカル。 セレブじゃないところがミソ)
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とまあ、ここまで書いてきましたが。
気づいてしまった。
「絶望的に面白くない!」
これ、アメリカ人同士だと「あるある」なんですけど、知らない人から見たら「だからどーした」というレベルの話。
というわけで、歌詞の翻訳はここまでにしようと思います。
この歌に関して個別に質問ある方は、娘に答えさせますのでコメント欄にでも英語で書いてみてください。めちゃくちゃレベルの高い英語で返ってきます。彼女、アメリカ人も真っ青なくらい、英語、できるんです。
でも、あんまりレベルが高くなくていい方、息子に返事させます。ヤツの英語は私レベル。これも、「フツーのアメリカの中学生、こんなもんなの?」って呆れられるほど。
次回からは、わたし、英語でこのエッセイ書こうと思います。
べつに、自慢じゃないです。むしろ、皆さんびっくりすると思います。
「こいつ、この程度の英語でしゃべれるとか言っちゃってんの⁉」って。
めちゃくちゃ恥ずかしいです。多分、アメリカ人も意味が分からなくても七十パーセントくらいで理解してくれてるはず。なぜなら、わたしも七十パーセントしかわかってないから。
次回分だけは近況ノートに日本語に書いていることを英語で書きます。もちろん、直訳じゃないです。「日本語で言ってる感覚」を「英語で書いている」ので、全然違う表記になっている。
でも、英語で話すってそういうことなのです。
わからないときは「近況ノート」見てください。疑問があったら英語でも日本語でもコメントください。多分、私が間違って使ってること、多いと思うんです。それを娘は「ママ英語」と言って笑っています。
恥ずかしいですけど、言ってもらって構いません。
では、早速始めます。
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