第6話 積極的に話すことと同じくらい大切なこと その5 「A」

 日本人だと「あ」と読みたくなってしまいますが。アメリカでは「エー」と発音すること、多いです。


 よく「U」の時に混同しやすいです。


BUT(しかし)

BUTT(お尻。スラングですがよく使います)

BAT(こうもり)


 どれも、日本人的には「バット」と言ってしまいたいところ。「BUT」や「 BUTT」はまあ、辛うじて、日本語読みで「バット」と言っても通じます。でも、「BAT」のときは、「エー」を強調した方が通じやすいです。

 わたしは、「ベアアット」と言います。だって、「こうもり」といってるのに、「おしり」と思われたら嫌ですもんね。


 あとは


NUTS(木の実。ナッツ)

NATS(コバエ)


「えー、なんでコバエとか例で使うかな」って思われると思うんですが、夏場とか、日常生活では結構使います。で、辞書だともっと難しい単語が出てくるんです。けど、みんな、NATSを使ってます。

 NUTSはむしろ、「ナッツ」という意味よりも、「狂ってる、おかしい」の意味で使う方が多いかも。というのもアメリカ人、ナッツは割と、固有名称で言うことが多いです。アーモンド、とか、ピスタチオ、とか、ウオルナッツとか。ウオルナッツ(クルミ)の場合は前に「ウオル」がついてるので、日本語読みしても通じます。

 NUTSはなるべく「あ」の音を意識しないように発音してます。

 で、NATSの時だけはここぞとばかりに「ネアアッツ」と言ってます。

 そうじゃないと何度も「は? ナッツ?」って聞き返されちゃうんですよね。


「ナッツは空飛ばないよ」って。



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