あやめちゃんの日記(2022.11)

ヤッキムン

第1話

女の子みたいなボク。

ちっちゃな頃から女の子みたいで、まわりからも女の子だと思われている。


学校の帰り道、女子の友達といっしょに歩いてた。

「可愛い子供3人とか4人いると、めっちゃにぎやかで良いよな~」

「ほんまやな。みんな女子で」


女の子みたいな体のボク。

「4人の娘いるとしたら、家に女の子ボクを含めて6人いることになる!」

「あははは、それな」


早く愛する彼女との運命的な出逢いを...


娘4人それぞれ好きな道に進学して就職。

娘たちも、ボクの好きな道にやっぱり進むのか。

美術とか音楽とか体育とか...


娘たちにも、また可愛いこどもたちも誕生。

「みんなに囲まれて、賑やかで楽しくて良いな~」

「ほんまやな」


今日は、そんなことをずっと想っていた。

昨日くらいから。


「ちっちゃい頃は可愛いやろうし。大きくなっても楽しみやしな」

女子の友達も同意してくれている。


愛する可愛い彼女と、はよ出逢いたい...


「2人で、子ども作ってみよか?」

って言ってみたら

「えー?...う~ん...いいよっ...」

って紅葉みたく紅くなってた。


ボクは中3から大阪の中学に転校して住んでるけど、関西は文学や美術など、歴史にあふれた街で、ボクみたいに文学や美術など好きな子には、めっちゃ良き街。

あとは、はやく可愛い彼女ほしい。


「あっ、そうや!スポーツブラ今してんねん!おっぱい揺れてこすれて感じてまうから」

「あっ、そうなん?良かったやん」


2022/11/7


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