あやめ日記(2022.11)
ヤッキムン
第1話
今日の学校の帰り道、女子の友達といっしょに歩いてたら、東のほうの空に満月見えた。
「う~わっ、めっちゃきれいな満月やんっ」
「うわっ、ほんまや。でも、下のほう暗くなってるで」
だんだんと下のほうから地球の影になっていってた。
「あっ、そうや、今日、皆既月食」
「あ、そうや。皆既月食やん」
道に座って、2人でしばらく満月を見ていた。
その間、右から左へと、飛行機も10機か、もっと飛んでいた。
満月の下を飛んでいってた。
満月は、そのうち全部、地球の影になってもた。
赤茶の満月。
めっちゃ幻想的。
満月を見ていたら、なぜかめっちゃ、こども欲しくなってきた。
満月って、そう思わせるもんなんやろか。
「3人か4人くらいいると、賑やかで良いよなあ」
「それな。みんな女子で良いけど」
「ちっちゃい頃は可愛いけど、大きくなっても楽しみやんなあ」
娘たちにも、そのまた可愛いこどもたちも誕生して。
ボクと愛する奥さんも、可愛いこどもたちに囲まれて、めっちゃ賑やかで良いな~。
はよ愛する奥さん欲しい。
はよ可愛い彼女と巡り逢いたい。
「あっ、そうや!今スポーツブラしてんねん!おっぱい揺れてこすれて、めっちゃ感じてきてまうから」
「あっ、そうなんや!良かったやん」
「皆既月食と天王星食の同時なんも数百年ぶりなんやな~」
「今日の皆既月食はめっちゃレアやったんやな~」
2022/11/8
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