エピローグ
学園に魔族たちが襲撃してきたその日の夜。
僕は魔族を相手に発動した魔法を使ったのだが、その際。
あまり上手く使えず、自分の腕が落ちたと感じたので、僕は再修行しようとマリアの家ではなく、帝都にあるラインハルト公爵家の屋敷で来ているのだが……。
「ありゃ?」
普通に僕が熱心に自分の腕を磨いていた全盛期と変わらず魔法を使えたことに僕は首を傾げる。
「むむむ?」
魔族相手に使おうとした魔法は確かに発動しづらく、発動に時間がかかってしまった。
しかし、今はその発動のしずらさはなく、滑らかに魔法を使うことが出来る。
今更僕が相手に緊張して魔法の発動が鈍ったということはまずないだろう。
「ふぅむ」
僕は様々な魔法を無詠唱で次々と発動させて、空間を自由自在に操りながら首を傾げる。
「なんであのときだけ、上手く魔法が発動出来なかったんだ?……ん?」
ちらりと。
僕の視界の端に白い糸のようなものが見えたような気がした。
あとがき
新作出しました!
ぜひ読んでください!
『僕の知らぬ間にクラスの美少女たちからの好感度が爆上がりしているんですがなんで?ついでに病み度も爆上がりしているんだけど……ごめん、お願いだからそこはついでで爆上がりしないで!?』
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『https://kakuyomu.jp/works/16817330650792611049』
『魔物が出るようになった現代日本で最強となった僕は正体を隠して暗躍する……なんだけど、ちょっと周りの大人たち正体を隠す僕に対して殺意高すぎない?全力で狙ってこないで!?』
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