空白

何かをしていないと

不安で仕方がなかった

何もしないでいるとポツンと

取り残されてしまいそうで


頼ることが下手だった

甘え方がわからなかった

弱音を吐いてはビクビクしていた

見捨てられるのが怖くて


詰め込んでギチギチになって

張り裂けそうで

過呼吸をおこしているのに

途切れることにひたすら怯えていた



空白ができることを恐れながら

わたしは

空白という静かな隙間に

こんなにも、焦がれている

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