第15話 初めての就職

短大生活の後半でいろいろあり、無事卒業はできたが、地元を離れて働く事になった。


資格も何もなく、かなり田舎へ引っ越したので、徒歩や自転車で通える範囲だと職場は限られていた。


最初に面接にいったのは服を作る工場だった。ファッション系の短大だったので、服の知識も少しはあるからいいかなーと思い‥。(単純)


しかしミシンなどの機械系全般が苦手な私は仕上げ作業の仕事をする事になった。


仕上げのちょっとしたミシンがけや、ボタンつけ、アイロン、糸切り、検品、袋詰めなどやる事はたくさんあり覚えるのが大変だった。


視力が悪い私には細かい作業は苦痛だったが、初めての職場。せめて3年は居ようと思っていた。


しかし、それは間違いであった!

従業員さんは優しかったのだが、家族経営の会社で社長はとにかく顔が怖い。

奥さんがパワハラ気質で、一年経たずに辞めました。


一番初めの職場がこれでかなりメンタルをやられたためか、これ以降の職場は天国に感じた(笑)

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