第3話 フライング誕生
私が生まれたのは昭和が終わろうとしていた年の9月だった。オギャー。
本来ならば予定日は12月末のはずでは!?
緊急で病院に運ばれ、生まれてみると1000gにも満たない極低出生体重児で命の保証はなかった‥。
当時中学生だった兄①は私がいつ死ぬか分からない状態という理由で面会させてもらえなかったらしい。今思えば残酷だなぁ!
そして、私は未熟児特有の未熟児網膜症を両目とも発症していたため、医師による懸命な治療が行われたが、片目の視力を失った。
NICUには半年間もいたようです。
現代に比べてまだ医療技術が整っていなかった時代にも関わらず、命を助けていただいた事を今は心から感謝しています。
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