とっても美しい小説でした。未亡人的な儚さと優しさをもつ義兄を思春期男子の視点で描くことで、最大限に義兄の魅力を描かれた作品だと思います。男性同士故の距離感も相まってホントに最高でした…。義兄ってこんなに素敵な存在だったんですね。「現在越し」に見るところも好きです。