つるつる生産機
バブみ道日丿宮組
お題:1000のつるつる 制限時間:15分
選定とは、未知との遭遇だ。
工場にはいくつもの少女たちが全裸で並べられてる。
両手足は拘束されて、陰部を広げられてる。
もちろん陰毛は生えてないし、生えたとしても剃られてる。
工場員は一人ひとりの膣に特殊な器具を入れて、圧を調べる。
どれが適してるかを判断するには、陰茎を打ち込むのが一番わかりやすいがそれでは商品に傷をつけてしまうし、女性では判別することができない。
そのために生まれたのが膣圧計測器だ。
見た目はただのバナナのような感じだが、しっかりと数値がでる。
検査後は、研究棟に少女たちは送られる。
合格した少女は、すぐさまにお金持ちの家に出荷される。
そう……この国では少女が商品であり、嗜好品なのだ。
つるつるなのは、この国の男たちがつるつるが好きというデータにもとづいて設定付けられてる。陰毛が欲しい場合は購入されたあとに剃らなければいいだけなので、特に問題はない。
工場で生まれる少女は、わずか7年でその生命を終えることが組み込まれてる。これは世界的にも施行されてるもので、高齢者を作らないようにナノマシンによって制御をされてる。お金を払えば長生きできて、お金を払わなければ……あるいは生きたくなければ、30歳で寿命を迎える。
そう考えると、少女たちの生命は軽いのかもしれない。少女の形として生まれてすぐさま性行為のために培養される。赤ちゃんという形態はない。最初から知性を持って誕生する。痛みも苦しみもあるだろうが、ナノマシンは行動を制限する。
いわゆる家畜というわけだ。
全てが消費されるということはなく、合格できなかった少女は工場で一生を終える。殺傷処分なんてものはない。研究棟で彼女たちは次世代を子どものように育ててるのだ。
出荷され死んだ少女たちは、また工場に戻ってくる。
分解されて、新しい少女の糧となってる。
全員が全員戻ってくることはない。
ナノマシン制御を解除して、一生飼われたり、家族になったりと、様々な利用をされてる。
わかってることはひとつ。
この国の男はつるつるが好きなんだ。
つるつる生産機 バブみ道日丿宮組 @hinomiyariri
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