第7話・カクヨムコン9(僕自身の不安)

 自分に自信がない。

 これはおそらく作品にも出ていて私は昔から諦めが早かった。


「頑張っても結果なんで出ない」


 世の中は才能ガチャや環境ガチャ、そう思って自分はイマイチと信じ込み努力を放棄していた。

 その結果は落ちぶれており、これは当たり前かもしれない。


(どうしてこうなった)


 理由や原因はわかっているのにそれを見ようとせず手を逸らす僕自信。

 それをずっと思いながら悶々と暮らしているとあるネット記事が目に入った。


「カクヨムコン○の優秀賞は100万円」


 この記事を見てから僕は人生逆転が出来ると思いカクヨムコン用の小説を書こうとした。

 だが参考条件の10万文字が難しいのはあるし、私自身の文章力や心理描写のおかしさが目立っていた。


(でもこれは諦めたくないな)


 そんな感じでなんとか期限までに異世界ファンタジー物を描いたが結果は一次で落選。

 それを見た時は自分の中で何かが壊れる感じがして書くのも辛くなったが……。


「逆にどうすれば受賞出来るんだろう?」


 よくよく考えれば僕は好き勝手書いており、それで受賞出来るなんて軽はずみなことを思っていた。

 それはある意味自分に酔っていると同時にコンテストを舐めているので、後々考えるとすごく恥ずかしくなった。


(うわぁ、私自信めっちゃキモいな)


 僕は今まで試行錯誤や分析をせずサボってきた。

 今更やり方や適性を探すのは大変だが、ある意味自分が変われるチャンスかもしれない。


「それに周りと交流すればいい情報が集まるかも!」


 この事を思っていると今までの努力や頑張りの否定が出来てくる感じで気持ちがよかった。

 なので今回のカクヨムコンはしっかり前を見て挑戦する方がいいなと思いました。



 

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読まれる小説を作りたい 影崎統夜 @052891

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