失敗から学ぶ物語を綴るということ

楠嶺れい

第1話 書き手のこと

 お初にお目にかかります。

 楠嶺れいです。ひらがな表記では”なみねれい”となります。

 残念ながら”くすみね”ではありません。


 まあ、興味ないですよね。



 では、簡単にプロフィールでも。

 以前の私であればプロフィール見てくださいで終わっていたところを親切丁寧にお知らせします。人として……ちょっと進歩です。


 勤めは単なる技術系サラリーマンです。

 特技はどこでも爆睡することができ、電気がついていても眠れます。

 人並みにできることは音楽、絵画、書道できちんと学んでいます。ですが、才能がなかった。「続けていれば、副業として食うくらいはできる」とお師匠様には言われましたが、諦めるのは誰よりも早いです。


 あとは物書き関連ですが、ひたすら読み専で好きなジャンルは大衆文芸、SFとファンタジー中心です。


 プロフィール終わり!




 執筆活動を開始したのは2022年の年明け早々、初夢をみて小説を書いてみよう。恐ろしいほど単純です。動機がいい加減だから情報収集も適当です。投稿サイトと大まかな傾向くらい調べて、書き始めも無計画にして勢いで押しきるスタイル。


 まあ、玉砕します。


 投稿サイトは小説家になろう、アルファポリス、カクヨムの順に登録して書き始めます。プロットもなく、謎の設定集は念入りに書き、思いついたところから執筆しました。


 もうおわかりですよね。


 日本海軍の某空母のように魚雷一発で沈んでハイさようなら。撃沈です。

 現実は厳しかった。


 短編1、長編モドキが2(更新中止)、勢いで書きました。今は非公開で事実上の取り下げです。未公開は多数ですが、今見ても酷い。恥。



 その後、半年ほど書けませんでした。

 読んでもらえず書き続ける精神力はありません。なさけなや……。


 書こうとしても書けない毎日でした。



 でも、書けなくても続けたことがあります。


 それは、閃いたときに設定とネタを思いつくままノートに書きました。

 ネタ集です。


 そして、やっと小説ってどう書くのと疑問が頭にひらめきます。

 いきなり点灯です。理系らしさ発揮です。



 またしてもおかしな方向に。そうなんです……テクニカルな部分に攻め込みました。文章や描写などの基礎は流し読み、食いついたのは文章の構成です。

 危険人物は、プロットを書くことを覚え、猿のようにプロットを書きました。


 ちょうど、2022年の夏ごろでした。

 ネタ集からプロットおこしの開始です。もう謎行動。その時点でプロット30以上、没はもっとありました……。


 しかし、そこから先がうまくいかない。箱書きすると会話だけ。

 私でもこれが物語ではないことに気づきます。


 無理して何作品か書きましたが、公開にする前に躊躇して先送りしてしまいます。

 低迷するPVが頭に浮かんで公開をクリックできませんでした。



 そして、時は流れて10月。

 中編コンテストがあると知り、書きかけ作で応募することを考えます。なんとなく参加がしたかっただけで、最初から評価のことなど二の次でした。


 2作品書いて、応募要項を見ると恋愛ダメじゃないですか!


 投稿する直前に知る悲劇。自業自得です。

 まあ、その気になってたので異世界ファンタジーの1作品は応募して、恋愛は普通に公開することに……。



 そして、中編コンテストの応募締切時の二作品はというと!


 ジャーン!!! 




 祝! PV 9と0! 少なっ!!


 やったね!

 おめでとう!

 わかってましたとも!!




 何となく吐き出せて気分爽快です。またお会いしましょう!




 PS.現在二作品はPV、☆、❤、コメントをいただきました。皆様感謝です。

 床を転がって埃まみれになるくらい喜びました。


 ちなみに本文を書いたのは中編コンテストの応募締切のタイミングです。

 あと、反省は思いだした時にすると思います。



 思いだせるのかって? 私、プロットの猿ですよ!?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る