第388話 ブリッジ・オブ・スパイ

 スティーブン・スピルバーグ監督で、トム・ハンクスさん主演です。


 アメリカで諜報活動をし捕らえられたソ連(冷戦時代なのでまだソ連です)のスパイを、弁護することになった弁護士さんがトム・ハンクスさんです。

 嘘か誠か、あまりに重大事件で、間違いなく被告人が悪い事件の弁護を、勧んでしたがる弁護士はいないとか。

 まあ、弁護士個人への心証が最悪ですからね。

 ソ連のスパイの弁護……も、そのケースです。

 ただ、十中八九『死刑』の彼を救ったのが、『万が一の人質交換用にキープせよ』という主張であり、ある橋の上で結果それが現実となる……

 みたいな。


 まだ東ドイツと西ドイツに分かれていた時代です。

 本当にちょっと前なんですが、今と違った意味で緊迫した世界情勢下での話が、国家同士の思惑もあったのでしょうが、実現した人質交換に地味に感動した話です。

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