第379話 スノーデン

 アメリカが国際的に個々の情報を監視しているとすっぱ抜けれた原因が、当のアメリカ国家安全保障局に勤めている局員・スノーデンだったと言う実話をもとにした映画です。

 オリバー・ストーン監督。


 まあ、情報の管理……

 通話やメールやSNSなんかを覗き見て、危険人物を割り出すことはフィクションの世界では当たり前ですが、実際にやられてたよぉ‼って感じです。

 現実の事件報道でも、

 『事前にインターネットでトリカブトの情報を……』とかありますし。

 大義(国家)のためなら個人の権利なんてないも同然、という暴論も、確かにあったよ、第2次世界大戦当時なら。


 社会はまた危険な方向へ舵をとって行くんだなと言う懸念を、スノーデンを通して語っている映画です。

 組織(国家安全保障局)をとるか、自らの正義をとるかの2択ですから。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る