　373話の『さまよう刃』で思い出した、寺尾聡さん主演の映画です。

　寺尾さんと言うと『半落ち』の方が有名かと思いますが、観たはずなのに全く覚えていないんですよ、細かいことを。

　『さまよう刃』の方が印象が強くて、『博士の愛した数式』の方が覚えています。

　一時期やたら流行った設定というか、小説原作ですが、昔あった事故のせいで記憶が短期間しか持たない元数学者と、そこに派遣された家政婦、そしてその息子の物語です。

　兄嫁（義理姉）とどうやら恋愛感情があったっぽい描写があり、だから妬いてしまうのかな、不当解雇されそうだった家政婦と兄嫁の間に入り、

　「子供がこんなに泣いているのはだめだ‼（セリフはうろ覚えです）」と言った、ある意味壊れかけているはずの博士、格好良かったなぁ。

　1番理性的だったと思います。

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