第373話 さまよう刃

 東野圭吾さんの小説の映画化です。

 寺尾聡さん主演。

 ドラマ版、韓国リメイク版、あります。


 メインテーマは少年法ですね。

 容疑者が少年だと、よほどじゃないと極刑は避けられるという、あれ。

 薬物を摂取させ、レイプして、最終的に過剰摂取のせいだったか忘れましたが、娘を殺されてしまう父親が、犯人達に復讐するという感じ、かな?


 かなり胸糞悪い事件を起こした犯人達が、1人はすぐに殺されたと思いますが、もう1人は徐々に徐々に追い詰められて、恐怖し……


 身近な人をあんな殺され方をしたら、ぶち殺してやりたい気持ちはわかります。

 司法の判断を待って……とかはキレイごとだろうと。

 でも、なら、どうすれば正解なのか?


 正解の出ない……

 いや、良識的には『司法にゆだねる』を正解にすべきでしょうが、感情的に割り切れないものが残る映画です。


 でも、寺尾聡さんは格好いいです。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る