　2012年の洋画です。

　原作は小説で、内容は、タイトル通りです。

　うーん、ラノベシステム。

　インドの、家が動物園をしている青年が、家族と動物連れでカナダに移住しようとしていて、海難に遇います。

　で、人間は彼だけ、あと数種類の動物と漂流することになりますが……

　すぐにトラと1対1の漂流生活になります。

　基本捕食者と被捕食者の関係ですが……

　睨み合う内、『絆』ではないし、『信頼』でも『馴れ合い』でも無い、奇妙な関係性が生まれます。

　飢えに苦しみ、トラが魚を取ろうと海に飛び込み、戻れなくなった時は……

　確かゲラゲラ笑った後、結局助け上げています。

　最後紆余曲折しながら人里に着いた時は、黙って去っていくトラを見送りつつ寂しいような気持になったり。

　いろいろとありえない状況ばかりですが、動物が素晴らしく生き生きしていた作品です。

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