第277話 戦火の馬

 スピルバーグ監督です。

 軍に徴用された個人のサラブレット(所有権は借金の形に移っていましたが)が、艱難辛苦の末持ち主に戻る話です。

 恒例の雑あらすじ、m(__)m


 何せ、馬がきれいです。

 躍動感にあふれ命そのものみたいです。


 馬と特別な絆を持つのはイギリス人の小作農の少年ですが、彼が馬と別れた後、サラブレットはフランス軍、ドイツ軍と戦火の中を渡り歩きます。

 馬に特別な思いを抱く人がいて、彼の命はつながります。

 人間同士殺しあう戦争中に、馬に愛情を注ぎ守ろうとする人がいるのは、とても西欧人らしいと言うか……

 まあ、人種国籍関係なしに、大切な存在は『大切』だしね。


 紆余曲折しながらも、馬は少年(すでに兵士としてイギリス軍に所属していた)に返されます。

 敵味方関係なく馬を助けようとした、ラストの戦闘シーンが印象的でした。

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