第227話 空飛ぶタイヤ

 一定の世代以上の人は本物の事件が思い浮かぶ、某大手自動車メーカーによる脱輪事故(巻き込まれて通行人の親子が死亡したと思います)と、その後発覚したリコール隠しが元ネタの映画です。

 池井戸潤さんの小説ですね。

 長瀬智也さんだったと思います。


 小さな運送会社のトラックが脱輪事故を起こし、被害者を出してしまう。

 で、お前の整備不良のせいだと責められ、会社は窮地に立たされますが、そこに不正と言うか、巨大企業のリコール隠しがあったことに気付いた主人公が、戦いを挑む物語。

 で、最終的には勝利します。


 ただ、現実の事件の時も大騒ぎだったと記憶していますし、これは映画だから巨大企業を倒したゾ‼と盛り上がれますが、誰かが亡くなるまで直せない、亡くなったら亡くなったで責任から逃れようとする組織の在り方は、実際にありそうで怖い話でした。


 やらかした企業が大き過ぎると、現実に今も◯◯、大きな顔してるもんなぁ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る