第201話 閉鎖病棟
精神科の閉鎖病棟で起こる殺人事件と、それにかかわる人々のお話です。
主演は笑福亭鶴瓶さん。
主人公はかつて真面目に働いていましたが、妻の不倫現場を目撃。カッとなって妻を殺し、その後年老いた母を置いていけないと母親まで殺害します。
で、死刑。
なのですが手違いで生き残り、下半身に麻痺を残しながらも精神病院に隠されます。
そこにいるいろいろな問題を抱えた人々を穏やかに支えますが……
『死刑失敗→無罪放免』は都市伝説レベルでありえないと言われますが、この作品ではその生ける死体が犯人になるという……
あ、ネタバレだ、ごめんなさい。
でも、地味ですが面白いです。
鬱展開、苦手な方は微妙なシーンが多々ありますが。
存在しない(すでに1度死刑になっている)はずの犯人とか、実際司法がどう判断するかは描かれなかった気がします。
しかし、彼に救われた少女の勇気とか、彼を慕う人の存在とか、手放しのハッピーエンドではないけれど、キレイな終わり方です。
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