　マイケル・ムーア監督の、アメリカの医療制度を扱ったドキュメンタリーです。

　調べたら、公開は2007年でした。

　今は多少なりとも好転していることを祈ります。

　いや、行くならちゃんと保険入ってから行くけどさ。

　アメリカで病気になるのが怖くなる作品でした。

　指を事故で2本落としたら、

　「この指はいくら（数10万単位でした）で、こっちの指はいくら。どうします？」って聞かれて、1本諦めたとか、結構ぞっとする話が目白押しです。

　医療費が払えない患者さんは、病院が貧民街に捨てる、とか。

　国民皆保険を異常に嫌うアメリカと、それを実現した故に医療費がただのヨーロッパとか。

　何せドキュメンタリー映画なんで細かい部分は忘れましたが、いかにもシニカルに、ムーア監督らしい作品だったと思います。

　ただ映画には描かれていませんが、医療費ただの国は、ただだからこそ時間がかかるらしいですね。

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