第177話 銀河鉄道の夜

 古いアニメです。

 宮沢賢治さんの『銀河鉄道の夜』を、猫のキャラクターで映画化したもの。

 内容は……

 まあ、原作通りです。


 この、猫で表現したことで賛否ありますが、個人的には猫でよかった。

 まともに人間のキャラクターで描いた場合、結構悲しい部分が多いから。

 虐められていて、1人きりだと思っていたのに、何故か親友が現れて銀河を旅することになる。

 まあ、有名な小説だし言っちゃっていいよね?

 銀河鉄道自体死者の魂を運ぶもので、主人公はそこに巻き込まれた存在です。

 友人は亡くなっています。

 悲しいです。


 自己犠牲について繰り返し問う作品なので、やっぱり猫でよかったよ。

 人で表現するより受け入れやすいです。

 音楽と、独特の雰囲気が素晴らしい、結構好きな作品です。

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