第122話 スノーピアサー

 SFと言うか、デストピアと言うか。

 地球が超寒冷化した世界で、人々は動き続ける列車の中だけで生活をしていますが……

 ひどい格差のある社会で、優雅に暮らす富裕層と食べ物もない貧民層が、同じ列車の前と後ろで暮らしています。

 貧民層の蜂起と、真実を知る物語ですね。

 

 なんと言うか、差がえげつないです。

 貧民層は共食いをしてでも生き残らねば、だし。

 たまに配給されるこの手の映画名物、謎のブロック状の食べ物は、確かミミズ的なものが原料だったし。

 薄汚く鬱鬱とした感じが、しっかり伝わってきました。

 って言うか若干気持ち悪いんで、苦手な方はご用心を。


 ありがちなSFと言えばそれまでですが、見ごたえはありました。

 

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