サウンドロゴ

「サウンドロゴ」


この間、ドラマにアウディが出てきたあとに「アウディだ」と思いつつも、脳裏にはフォルクスワーゲンの曲が流れてきたんですね。フォルクスワーゲンは「トゥテテ・テンテン」ってやつですね。アウディは「ドトットト」っていう心臓音みたいな感じです。


それで「あ、これはフォルクスワーゲンか」とすぐに気づいたんですが、そういえばCMなどで企業のロゴとともに流れる特徴的な音楽のことをなんというのか知らなかったので、調べてみてわかったのが今回の「サウンドロゴ」です。


そもそもあの特徴的な音楽には、このようなちゃんとした名称があるんですね。まず、それに気づけてよかったのが一点。


もうひとつ良かったのは、思えばそういう「音」で「あ、あの企業だ」とすぐにわかるのって、なんとなくすごいことです。例えばソニーピクチャーズエンターテインメントの「ピーン!」とか、マクドナルドの「テレッテッテッテー♪」とか、ヘーベルハウスの「ハァイ♪」とか……。


広くはパソコンやゲームの起動音なども当てはまります。要はその企業のロゴと同じく、「そのメロディーを使えばそのブランドだと分かる」音楽のことです。


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サウンドロゴ(英語: sound logo)は、サウンド=音によるロゴタイプ[1]を意味する語。主に動画・音声によるコマーシャルメッセージ(CM)におけるブランディング手法を示す語として用いられる。


Wikipedia「サウンド・ロゴ」https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AD%E3%82%B4

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いずれこのサウンドロゴにも著作権が存在し、過去には裁判沙汰になったこともあるようです。


また、例えばHONDAの「POWER OF

DREAMS」や味の素の「Fresh Frozen♪」などもサウンド・ロゴではあります。が、個人的にはなんらかの企業キャッチコピーを諳んじて音に乗せたものよりは、やはり前述したソニーの「ピーン!」やマクドナルドの「テレッテッテッテー♪」のように、音のみによってその企業を表したものの方が、記憶しやすいし直観的なんですよね。


話は逸れますが、味の素のCMについて、実はあの言葉を「Fresh Frozen♪」ではなく「メシマズ♪」とずっと空耳してたんですよね。ネットを見ると多くの方が「メシマズ♪」に聴こえる」と思っていらっしゃったのでちょっと安心したことを思い出しました。

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