葉のうらのプレアデス
籠り虚院蝉
葉のうらのプレアデス
「葉のうらのプレアデス」
また適当な感じでエッセイを始めてみました。基本的に「気になる言葉やフレーズあれこれ」について、あることないこと津々浦々書いていこうというゆるいエッセイになります。
読まれようという気がまったくないにせよ、偶然目に留めてくれた人に少しはお伝えするべきこともあろうかと思うので、第1回は「葉のうらのプレアデス」という本作のタイトルについてちらほら語りたいと思います。
そろそろ紅葉も終わり枯葉散りゆく季節になんだか春か夏のさわやかさを感じるタイトルだなあと思うか思わないかは自由です、けども、自分が意図していたのはまさしくその言の葉です。
みなさんは「葉のうらのプレアデス」と聞いてどんなイメージが浮かびますか。まさか葉のうらに本当にプレアデス(星団)があるわけではないし、「これはなにかの暗喩かな」という人が大半だと思います。
プレアデスというと、夜空に浮かぶ星々の中でも肉眼で見えるものですが、肉眼では「
でも、これじゃなんかありきたりですよね。わかります。
個人的にはなにかこう、点々としたニュアンスを込めたかったので、「点々としたもの」→「星」→「六連星」→「プレアデス」という発想の流れに至りました。もっと現実味のあるイメージにすると、「6つの虫食い穴のある葉を太陽に透かして見る」というイメージです。
ほら、なんだかとってもさわやかなイメージになったでしょ。
そういう言葉の背景にあるものを大事にして、このエッセイをつらつら書いていこうと思います。
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