第2話 ラブコメについて30万円分語る人
500冊以上のラノベを紙で買うと家が大変なことになるので全部kindleなわけですが、コミックと違ってラノベはkindleがシリーズ整理してくれないので(コミックの場合、kindleだとシリーズまとめて表示してくれる)、探すのももう大変。ちなみにほとんどPC版のキンドル使ったんですがこれがひどいUIで一苦労。
そうはいうもののkindleには場所を取らない以外にも、ものすごいメリットがあって、最大の利点は「持ってる本がわかる」ことなんですよ。手当たり次第に買ってると「買ったけど読んでない」本が発生するじゃないですか。いわゆる積読。その状態で本屋に行くとまた買ってしまいません?しかもラブコメのラノベって同じような表紙だから区別付かないわけですね。特に初心者だと。
これがkindleだと「あなたこれ持ってるよ」と教えてくれるんですね。これなら安心して積読できますね。
こうやってラノベが500冊ぐらいkindleに溜まると、画面にずらっと並んだラブコメの表紙を見てもどれがどれだかわからないという状況になります。どうしよう。
ところが、人間とは面白いもので、最初は全く区別のつかなかった萌えイラスト女の子の表紙が300冊ぐらい読んだあたりから見ただけで区別できるようになりました。人間のパターン認識力も捨てたもんじゃないです。
というわけで、一応これだけラブコメ読んだのでラブコメの面白さって何なんだろうと考えてみたわけですが、非常にざっくりで恐縮ですが、概ね「距離感のバグ」に集約されると思います。どういうことかと言うとですね、友達だと思ってたのにおっぱい押し付けてきたとか妹だと思ってたらキスされた、みたいな、想定していた人間関係がいきなり近くなったのドキドキ感、それを読者に与えるとつり橋効果でどきどきする、これなんじゃないかと。ざっくりですが。
人間関係の距離感がバグったところにラノベの面白さがあるという目で見ると、大体のラノベはそういう話です。友達だと思っていた女の子が突然弁当持ってくるとか。男の子だと思ってた幼馴染が美少女だったとか。
なお、性癖の数だけラブコメはあるので、中には「他人だと思ったら友達だった」みたいなプログレッシブなのもあります。要するには「正しいと思っていた距離感が間違っていたのでは」というドキドキ感が読者に伝われば概ね成功かと思います。異論はいくらでも認めますので。ちなみに僕が一番良く出来てると思ったラブコメは連れカノです。
というところで次回は、この一年でラノベに使った30万円をどうしようという話その1。アフィリエイト大作戦!
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筆者の書いた小説「妹ダン〜転生チートで妹にレベル譲渡してダンジョンを攻略します!」もよかったら読んでいただけると嬉しいです。レビュー書いていただけれると更に嬉しいです(続編待っている方もちゃんと書いてますので安心してください)
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